イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

例年より2週間遅れの田植え

2013年05月20日 | 田舎暮らしの話
昨日の日曜日(19日)の早朝5時から、ようやく我が家の田植えをした。
例年より2週間遅い田植えだったが、何事もなく無事終了。
年老いたジジ&ババにとっては、春の一大イベントということで、
僕と二人の孫を巻き込んで、今年も大騒ぎしながらも完了。

その後は、ばあさんのリクエストにお答えして、
自宅周辺の草刈作業に汗を流し、朝食後には、胸を張って
「猿ヶ石川で釣りしてくるよ!」と言いながら家を出た。
流石に、今日はジジ&ババから嫌味の一言も出なかった。ふん!

ところが・・・
金曜、土曜と天気も良く、川のコンディションも良好だったので、
目的のポイントは相当にいじめられているようで、
魚の出はかなり渋かった。
ようやくキープできたのは、25cm程度の岩魚1尾とそこそこサイズの
山女魚2尾だけ・・・・。まぁ1時間半の釣果なので、それで良しとして、
午後からは、山菜採りに切り替えることにした。

その前に昼飯は、川のほとりの湧き水を汲んでお湯を沸かし、
近頃はまっている袋ラーメンの「酸ラー温麺」を作り、
持参したおにぎりと一緒に頂いた。

それから、毎年通っている山に入り、
「シドケ(モミジガサ)」と「アイコ(ミヤマイラクサ)」を探した。
しかし、今年はまだ出初めで、適当なサイズは、カゴ八分目程度だった。
それでも帰宅後は、丁寧に下処理し、いつものように美味しく頂いた。
山の恵みに感謝、感謝の一日だった。

今度は、山の様子をお伝えします。

気仙川にも、やっと春到来

2013年05月09日 | 川と森の話
またしても更新が遅くなりました。・・・・ごめんなさい。

さて、写真のように気仙川のほとりにもようやく春到来です。
しかし・・・このタラの芽は、例年なら4月下旬には食べ頃ですが、
今年はとにかく遅い!撮影日は5月5日。
それで、まだこの程度ですから・・・
それに、背後の桜は、この日が満開のようでした。

そして、気仙川の渓流魚たちもようやくお目覚めのようで、
この日は、山女魚を中心に20尾ほどの釣果でしたが、ほとんどが小型。
キープサイズは、7尾ほどでした。
これは、丁寧にさばいて冷凍にし、数が揃ったところで唐揚(二度揚げ)で
大根おろしと一緒に美味しく頂く予定です。

渓流魚たちのライズもまだこの季節は、散発程度ですが、
これから6月中旬くらいに掛けて、いよいよ活発になることでしょう。
まぁ、とにかく今年は、自然界の何もかもが、2週間遅い気がします。
特に今年の気仙川のライズは、一ヶ月遅れと言っても言い過ぎじゃないでしょう。

ということは、これからが岩手の渓流釣り本番、ということです。
今年のGWは、とても寒い寒いGWだったので、
遠路はるばる岩手の川にお越しの皆様もさぞ落胆したことだろうと思います。
しかし、それに懲りず、ぜひとも初夏の岩手の渓流にお出かけ下さい。

震災後、何かと自粛ムードに包まれてましたが、三回忌を経過し、
ようやく人々の心に人生を楽しもうという
当たり前の日常が戻りつつあるようです。

権ぞー的にも、なにやら只ならぬ嬉しい気配を感じてます。
きっとこれから・・・面白いことが始まるでしょう。
期待してます。