イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

雪道ドライブと燻製その後

2010年01月25日 | 釣り師の独り言
岩手県内のとある温泉施設の社長から、ちょっとした相談事がある・・
という電話があり、日曜日のお昼頃お邪魔してきた。
築約20年という施設で、最近は似たような日帰り温泉も多くなり
なんとか再建を図りたいと言うのだが・・・・資金も乏しく・・・
正直、無理っぽい。

それなら誰か買ってくれるような会社はないだろうか?というが、
そこを買ったとしても、リニューアルには相当な経費が掛りそうだ。
出来た頃は、よく通った温泉で、今は亡き叔母を連れて行ったものだ。
叔母との想い出もあり、なんとか存続して頂きたいとは思うのだが、
今の県内の経済状況では、経営譲渡も厳しいだろう。

雪道ドライブで温泉まで行ったのだから、当然温泉に入るつもりだっ
たが・・・、そんな話を聞いた後ではその温泉には入りずらい。
「入っていけ」と誘われはしたが、遠慮した。

そんなわけで、違う温泉を目指して奥羽山脈の麓の農道をドライブ。
馴染みの温泉に着いてみると、なんと駐車場は満車状態!大繁盛だ。
先刻の温泉とはえらい違いだ。
イモ洗い状態が予想されたのでそこをパス。
どうせなら、これまで入った事のない温泉に入ろうと、農道を南下。
途中、夏油川を越える橋の上から川の冬景色を撮影し、
一路、金ヶ崎温泉「駒子の湯」へ。

ここもかなりの賑わいだったが、大浴場の中はそこそこで、ゆったり
1時間温泉につかった。泉質も抜群で、評価は「A」。

その夜は、思い出したように雪室に貯蔵した燻製を3尾取り出し試食。
約10分ほどオープントースターであぶり、芋焼酎のロックで頂いた。
達人だった故安斉久氏の燻製には叶わないが、まずまずの出来だ。
やはり「雪室で一週間寝かせる」という仕上げがコツだった。
さて、次の燻製製造はいつにしようか・・・・

ふと気が付けば、3月の渓流解禁まで、後5週間。
今年も年券の準備をしなければ。
そう言えば、昨年からフライを始めた次男も年券を持つと決めたらしい。
東京の旦那のためにも・・・・ということらしい。

燻製作り~その2~

2010年01月19日 | 釣り師の独り言
昨夜9時頃に帰宅し早速一日風干した岩魚&山女魚に燻煙をかけた。
このスモーカーは、近所の釣具店「かつやま」さんから借用した物。
これがなかなかの優れもので、様々な燻製に対応し温度計まで付い
ている。

午後9時半から燻製を開始し、途中11時と午前1時の2回チップ
をたして午前3時前に火を止めた。
写真では良く分からないが、しのぶチャンの指導の通り見事な「あめ
色」に仕上がった。

この魚を一尾ずつラップにくるんで、ジップロック4袋分に小分け
し雪の中に埋めてきた。後は一週間ほど寝かせてから試食となる。
一週間後の晩酌が楽しみだ。
釣友・万渓巌氏なら、さしずめ「酒はバーボンだろう」というに
違いない。
まだ、15尾ほど残っているので、今晩は燻製第2弾となるだろう。
今夜のやつはもう少し低温でチャレンジしてみよう。

燻製作り~その1~

2010年01月18日 | 釣り師の独り言
昨日の日曜日は、朝から燻製作りの準備に追われた。
前日の土曜日に、冷凍庫にしまっておいた昨シーズンの釣果を掘り
出し流水で半日掛けて解凍。
まずは解凍用のバケツに入る40尾ほどを解凍した。
日付を見るとほとんどが2009年の釣果だが・・・奥の方に2007年のも
のもあり慌てた。見逃していたようだ。これは、燻製ではなく味醂
漬けにすることにした。

解凍した岩魚&山女魚を丁寧に水洗いし、釣友直伝のソミュール液
(漬け汁)に一晩浸しておいた。釣友とは、10年前に舌癌で亡くな
った仙台の安斉久さん。気仙川を愛し、毎年5月・6月には約束がな
くても週末には必ずといっていいほど気仙川で会ったものだ。
彼の病床からの伝言は「気仙川を頼む」だった・・・。
仙台で暮らしていた若い頃、彼が経営する居酒屋「てんから」で
喰らった岩魚の燻製は絶品で、酒の肴に毎回2尾はたいらげた。
彼の味には到底及ばないと思うが、微妙なサジ加減は未亡人の
しのぶチャンに電話で教わりながら、まぁまぁ納得のソミュールがで
きた。

その漬け上がった魚にタコ糸を結びつける作業だが、これがかな
り手間がかかる。最近は老眼が進み、40尾弱の魚の一尾一尾に
糸をまわすのがかなりきつい。1時間近く掛ってしまった。

これを作業小屋の軒先に吊るし1日かけて風干する。
そして、今夜自宅に帰ったらいよいよ燻製に入る。楽しみだ。
しのぶチャンの指導によると、4~5時間燻煙をかけて余熱がさめ
たら、一尾ずつラップにくるんで1週間冷蔵庫で寝かせるのが
ポイントだとか。
何でも、寝かせる事で脂が全体に回るのだという。
なるほど、安斉流の燻製の美味さの秘訣はどうやらこの辺らしい。

さてさて、どうなる事やら・・・・
まずは今晩の燻製作業が楽しみだ。


遅まきながら・・・「謹賀新年」

2010年01月11日 | 釣り師の独り言
ブログ再開を報告したにも関らず更新が滞り、新年の挨拶が今日に
なってしまった。面目ない。
年末年始は、思いがけない大雪で、家&会社の雪かきで忙殺され、
正月休みが明けたと思ったら、たまってた仕事が押し寄せて・・・
気が付けば10日を過ぎて、成人の日だとか・・・・
ああ情け無い。
何はともあれ今年はコンスタントな更新を心掛けるよう努力する。

さて、昨日は釣友である高橋政彦君と平谷美樹さんが参加するオト
ナ映画部制作映画「黄色いライスカレー」の盛岡上映会があり、
そのトークショーの録音のために、久々にアイーナに出掛けた。
7階にある「アイーナ・ホール」は初めてだったが、なかなか充実
したホールで、設備も使いやすいシンプルな構成になっていた。
収容キャパは、500人程度らしいが、ちょっとしたイベントなら
充分に対応できそうだ。
彼らの映画上映会ならベストチョイスだろう。

2回の上映会とトークショーが予定されていたが、僕は1回目の
村田久さんが出演するほうだけ収録して失礼した。
この一部は、後程ラジオ番組で放送する予定だ。

彼らオトナ映画部の次回作は、なんでも渓流を舞台にした作品に
なりそうだとか・・・・これには僕も全面協力を約束した。
さてどんな映画になるのか・・・今から楽しみだ。

ところで・・・
一昨日の土曜日に親戚が住む大東町に出掛けてきた。
ここは北上川の支流・砂鉄川が流れる場所で、春にはいつも世話
になっている川。昨年は、初めて次男とこの川で釣りをした。
親戚の家からの帰り道、4月下旬にライズにはまった場所をのぞ
いたところ・・・水色は透明で濁りもなく、水量もこの季節にしては
そこそこにあった。
もちろんこの季節にライズはないが、今シーズンも期待が持てそ
うだ。
まだ解禁の下見には早いが、晴れた日に解禁前の川をのぞくのは
なんだか不思議とウキウキする。やっぱり川はいいなぁ~。