2日目の朝は、午前6時半にテントで目覚めた。
昨夜からの雨はあがり、青空がのぞいている。最高の釣り日和。
相変わらず僕たちの撤収は早い。ものの10分でテントから、
ダイニング一式の撤収を完了した。
今回の釣り旅は、釣り自体もさることながら、東京の旦那に新緑の
岩手の深い自然を見て感じてほしいと考えていた。
そこで、2日目は荒川高原経由でタイマグラに向かい、その後薬師川、
小国川を釣り歩こうと考えた。
出発前にのんびりと珈琲を飲んで、8時前に宿泊場所を後にした。
ところが、すべて積み込んだつもりが、肝心のフライロッドをテ
ン場に忘れた。慌てて振り出しに戻り改めて荒川高原を目指した。
タイマグラに通じるこのスーパー林道は、実に素晴らしい風景が
続く。ここまでくると道路脇の草木はいわゆる「高山植物」だ。
北上山地のど真ん中の絶景を眺めながら20分ほど走り、峠道を
下るとそこに澄川嘉彦さんたちが暮らすタイマグラがある。
澄川さん宅に立ち寄ろうかとも考えたが、迷惑になるといけない
と思い、そのままキャンプ場に入った。
炊事場の水が飲みたかった。
そこから薬師川沿いに下り、最初に小国川に入った。
散発のライズはあるが、なかなか渋い釣りになった。
そこで薬師川の下流に移り、川原で遅い朝食の後に釣り上る事に
した。朝食は東京の旦那担当のハム&チーズ・サンドイッチ。
白いパンじゃ味気ないと思い、コンロ・トースターでパンをあぶ
ってみたところ・・・これがなかなかの美味。
今後の定番メニューにしようとにんまりした。
薬師川の水は相変わらず冷たく、ここも魚の出が渋かった。
しかし、あるポイントからライズが見受けられるようになった。
そこから旦那と二人で右岸と左岸に別れてライズを釣った。
1時過ぎまで釣りあがったところで、そろそろ帰りの時間が気に
なり始めた。
前日入った小友川を納竿場所と決めて、川井村から立丸峠を越え
2・3箇所で竿を出しながら移動した。
2時過ぎに小友川のライズPに到着し、前日同様の昼食の後、
ライズに誘われるままその場に入った。
トロ場のライズは、流石に歯が立たなかったが、上流のライズは
見逃さなかった。
いつの間にか僕達を見ていた野球少年たちをギャラリーに、二人
それぞれにライズを釣った。
その後、場所を移しながら5時半に小友川で竿を納めた。
東京の旦那との久々のキャンプ釣行は、魚はあまり釣れなかった
が、実に濃密で深い旅になった。
次に二人で釣り歩くのは、7月になるのか、9月になるのか・・・
いつであろうとかまわない。僕達は丈夫で生きている限り、
いつかまた必ず二人で岩手の川を歩ける。
お互いもうそこそこの年齢になったんだから、病気だけは気をつ
けような。
昨夜からの雨はあがり、青空がのぞいている。最高の釣り日和。
相変わらず僕たちの撤収は早い。ものの10分でテントから、
ダイニング一式の撤収を完了した。
今回の釣り旅は、釣り自体もさることながら、東京の旦那に新緑の
岩手の深い自然を見て感じてほしいと考えていた。
そこで、2日目は荒川高原経由でタイマグラに向かい、その後薬師川、
小国川を釣り歩こうと考えた。
出発前にのんびりと珈琲を飲んで、8時前に宿泊場所を後にした。
ところが、すべて積み込んだつもりが、肝心のフライロッドをテ
ン場に忘れた。慌てて振り出しに戻り改めて荒川高原を目指した。
タイマグラに通じるこのスーパー林道は、実に素晴らしい風景が
続く。ここまでくると道路脇の草木はいわゆる「高山植物」だ。
北上山地のど真ん中の絶景を眺めながら20分ほど走り、峠道を
下るとそこに澄川嘉彦さんたちが暮らすタイマグラがある。
澄川さん宅に立ち寄ろうかとも考えたが、迷惑になるといけない
と思い、そのままキャンプ場に入った。
炊事場の水が飲みたかった。
そこから薬師川沿いに下り、最初に小国川に入った。
散発のライズはあるが、なかなか渋い釣りになった。
そこで薬師川の下流に移り、川原で遅い朝食の後に釣り上る事に
した。朝食は東京の旦那担当のハム&チーズ・サンドイッチ。
白いパンじゃ味気ないと思い、コンロ・トースターでパンをあぶ
ってみたところ・・・これがなかなかの美味。
今後の定番メニューにしようとにんまりした。
薬師川の水は相変わらず冷たく、ここも魚の出が渋かった。
しかし、あるポイントからライズが見受けられるようになった。
そこから旦那と二人で右岸と左岸に別れてライズを釣った。
1時過ぎまで釣りあがったところで、そろそろ帰りの時間が気に
なり始めた。
前日入った小友川を納竿場所と決めて、川井村から立丸峠を越え
2・3箇所で竿を出しながら移動した。
2時過ぎに小友川のライズPに到着し、前日同様の昼食の後、
ライズに誘われるままその場に入った。
トロ場のライズは、流石に歯が立たなかったが、上流のライズは
見逃さなかった。
いつの間にか僕達を見ていた野球少年たちをギャラリーに、二人
それぞれにライズを釣った。
その後、場所を移しながら5時半に小友川で竿を納めた。
東京の旦那との久々のキャンプ釣行は、魚はあまり釣れなかった
が、実に濃密で深い旅になった。
次に二人で釣り歩くのは、7月になるのか、9月になるのか・・・
いつであろうとかまわない。僕達は丈夫で生きている限り、
いつかまた必ず二人で岩手の川を歩ける。
お互いもうそこそこの年齢になったんだから、病気だけは気をつ
けような。