イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

解禁直前情報 「盛川の巻」

2011年02月28日 | 渓流レポート
27日の日曜日に、岩手県沿岸南部河川の6河川を下見してきた。
昨日は、気仙川の報告だったが、今日は盛川について。

盛川に到着したのは、午前11時頃。
こちらの河川も気仙川同様に水量、水質ともの問題なかった。
だが・・・・ライズが無い! 珈琲をすすりながら川のほとりでしばらく待ったが・・・
ライズが無い!!!!
まぁ、時折吹く風のせいだろうとは思うが・・・・

昨年の記録を振り返ると、2月21日(日)の下見では、そこそこライズがあった。
そして、その後解禁後の釣りでもそこそこに釣れていた。
なのに何故・・・・
帰ってからPCで盛川について調べてみると・・・・
どうやら昨年秋、禁漁に入ってから中流域で河川工事があったらしい。
もしかするとまだ続いているのかも・・・・
水色が透明な理由は、日曜日で工事が休みだから・・・なのか?

どなたか詳しい情報を知っている方がいたらコメント下さい。
よろしくお願いします。

盛川の早春のヒカリ釣りのポイントは、三陸道の真下から
鷹生川との合流点あたりまでで、長安寺付近がヒカリと山女魚の
ベターポジションになるだろう。
トイレのある河川公園の周辺も人気の場所だ。
また、春の大雨で増水した時には、上流の日頃市周辺も狙いだ。
一昨年三月、雨の増水時にそのあたりで銀化山女魚の大釣りの経験がある。

いずれにしても今年の盛川の状況は、解禁後に実際に釣ってみないことには
詳しく語れないようだ。
要注意!

なにはともあれ、いよいよ2011年シーズンも明日解禁!
僕の解禁は、3月5日の土曜日になりそうだが、
明日には、解禁に出掛けた仲間たちの話なども紹介したい。
乞うご期待。

2011年シーズン解禁直前情報「気仙川の巻」

2011年02月27日 | 渓流レポート
27日(日)、午前9時奥州市江刺発で、
住田町の気仙川から釜石の甲子川まで、沿岸南部の河川をしめて6河川、
下見してきた。
天気は、曇り時々晴れ。最高気温8度(大船渡市盛)だった。
水温計は一昨年紛失したままなので、水温は未測定。あしからず・・・・

まずは、気仙川。
水量、水色ともにかなり良好。
雪代もすでにほとんどが流れ出しているようで、午前10時頃の好天でも
濁りは全く無い。
ライズは散発だが、来週あたりの好天時なら充分に期待できそうだ。
中流域よりも町裏の大場所から下流が良さそうだ。
特に釣り人で混み合う週末でも、下流の大場所なら餌釣り師が釣った後でも
ライズが釣れる。
腕達者な餌釣り師なら、魚がライズを始めるとさっさと竿をたたんで移動する。
魚が上を向き始めたら、水中の餌にはあまり食いつかないことを知っているからだ。
だから、気仙川ではフライマンと餌釣り師が場所を譲り合って共存できる。
あの名人・伊藤稔さんの一門の方は、僕を見つけると手招きさえしてくれる。
ありがたいことだ。

この時期の狙いは、もちろんヒカリ。
16cm以上だけを狙いたい。
エリアとすれば、河口近くの下流域から有住中学校の上流あたりまで。
岩魚&山女魚なら中流から上流域だが、ライズはあまり期待できない。
上流域のライズは、3月下旬頃からになるだろう。

明日は、大船渡の盛川について紹介したい。

久慈の情報番組「くじぃくじ~く」へ

2011年02月25日 | ラジオの話
昨年10月からFM岩手で始まった「ふるさと元気隊」という
ラジオ番組は、ちょっと変わった作りで面白い。
岩手県内各地に臨時支局を開設し、緊急雇用で地元のスタッフを採用し
各支局から週1回1時間の番組を放送する・・・という流れだ。

月曜日12時からは、久慈支局から「くじぃくじ~く」という番組、
火曜日12時からは、八幡平支局から「Happy HACHIMANTAI」、
水曜日12時からは、遠野支局から「遠野ずもなFM」、
そして15時からは、釜石支局から「釜石やっぺしFM」という塩梅。

実は、昨年9月から遠野支局のアドバイザーというか、
プロデューサーのような立場で番組の立ち上げに参加したところ、
なかなかの好評を頂いたようだ。
そんなこともあって、遅まきながら今年1月から始まった
釜石支局の番組の立ち上げの際にも同じような立場で参加した。
これも、そこそこ好評を頂いたようだ。
・・・ようだ、というのは、誰も直接誉めてくれなくて、
周りからそんなふうに聞こえてくるので、そうとしかいえない。

そんな中、先月末にこれらの番組がFM岩手の番組審議会にかかった。
そうしたところ、何故か久慈の番組だけが晋議員から酷評を受けた。
その審議会の模様の音声データを聴いたが・・・・まさに酷評だった。
そこで、番組の建て直しの命を受けて、今月上旬から週1回のペースで
奥州市江刺からはるばる久慈まで4回ほどアドバイスに行っていた。

高速道路を使うとはいえ、片道200km!往復で400km!!
しかも日帰り!!!
かなりハードなアドバイザー出張だったが、現地スタッフの理解力も高く
ベーシックな部分を意識的に強化してからは、見違えるように良くなった。
内容的にも沿岸北部の久慈らしい密度の濃い内容に仕上がってきている。
これからは彼らのセンスの良さと頑張りに期待したい。

僕の方も、4月から始まる新番組の構築に
本格的に取り組む時期になった。
新番組の詳細については、後日このブログでご案内の予定。

第8回もりおか鮎の川基金総会

2011年02月23日 | 釣り師の独り言
2002年に設立した「もりおか鮎の川基金」は、今年9年めを迎える。
以前にもこのブログで紹介したが、この基金は県都・盛岡を流れる北上川に
鮎を放流し、天然遡上を復活させようというボランティア団体だ。
その第8回目となる通常総会が20日の日曜日に開催された。

昭和初期の国策により、松尾鉱山から硫黄の鉱毒水が流れ込み北上川は
「赤水」が流れる死んだ川だった。
その川が近年の中和施設の完備などにより、ようやく魚類が生息できる川に
甦る事が出来た。つい最近のことだ。
その昔から北上川は、大鮎が釣れる川として知られ、
鮎の川基金の最近の放流事業により、その数も格段に増えた。

今年も、盛岡市を中心とした北上川に100kgの稚鮎を放流する予定で、
募金目標額は、50万円。
千円の募金を500名の方にお願いすれば可能な額だが・・・・
これがなかなか集まらないのが現状だ。

僕は鮎釣りはやらないのだが、一応基金の会の事務局を拝命している。
まぁ名ばかりの事務局のようなものだが・・・・
せめてこのブログで会の活動を一人でも多くの方にご理解いただけるように
務めていきたいと考えている。

詳細は後程このブログに掲載する予定だが・・・
皆さんのご理解を頂ければありがたい。

燻製作り2011 その2

2011年02月21日 | 釣り師の独り言
先週末の土曜日、風干していた岩魚&山女魚も良い塩梅に乾いたので
いよいよ燻製作業に入った。
天気も良く、屋外での燻製作りには最適となった。

昨年作成した段ボールのスモーカーを置き、その下に電熱器を設置。
その上に置いたアルミの大型コッヘルに燻製用のチップを適量。
今年は、ヒッコリーのチップを使用した。

スモーカーのサイズが小さいので、20尾ずつ2回に分け、
1回3時間ほど掛けて丁寧に燻煙を炊いた。
2回目が終了したのは、日も傾いた午後6時・・・
程よくあめ色に仕上がった魚たちをお盆に載せて一段落させてから、
更にこれを一尾ずつラップにくるむ。

それをジップロック3袋に小分けして庭先にうず高く積まれた雪の中に埋めた。
これから一週間、この雪の中で寝かせると岩魚&山女魚のうまみ脂が
全体に回って美味しくなる。
故・安斉久氏の奥方・忍ちゃんから教わった燻製作りの裏技だ。

今週末には解禁の釣りの準備をしながら、美味しくいただけそうだ。
なんだかんだと色々あったが・・・・
気が付けば、今シーズンの渓流解禁まで後一週間!
今週末には、川の下見に出掛けようと思っている。
さぁ~いよいよ川の季節だね。ご同輩!

燻製作り2011 その1

2011年02月17日 | 釣り師の独り言
ブログ冬眠中に遅まきながら、今年も燻製作りを始めた。
冷凍しておいた昨シーズンの釣果を流水解凍するところから始めたが、
振り返ると昨シーズンは、大型の釣果が少なく、よってキープも少なかった。
なので、燻製に耐えられるサイズが約40尾程度・・・・
残りは、母の得意な「甘露煮」に回った。

釣友・安西久氏から伝授された燻製前の漬け汁
(ソミュール)に漬ける事、4時間。
その後、40尾全部に一尾ずつエラから口にタコ糸を結ぶ。
この工程が一番根気が要る作業だ。

そして、その岩魚と山女魚を竹に吊るして風干した。
約3日間ほど作業小屋の軒先に干している最中だ。
今度の土曜日に、いよいよ段ボールスモーカーで燻煙をかける予定。
この段ボール・スモーカーも昨シーズンに作ったものだが、
簡単なつくりながら、なかなか重宝する。
この岩魚&山女魚の燻製作りが完了したら、
次はベーコンでも作ってみようと考えてる。
さてさて、出来上がりはどうなる事やら・・・

冬眠していたわけではないのですが・・・・

2011年02月16日 | 釣り師の独り言


しばらくブログの更新が滞りました。
誠に申し訳ありません。
にもかかわらず・・・毎日100IP以上のアクセスを頂き、
心から感謝とお詫びを申し上げます。

いよいよ岩手の渓流シーズン2011も開幕間近となりました。
今日からは心機一転、出来るだけ毎日岩手の川と自然にまつわる
様々なお話をご紹介してまいります。

また、更新が滞っている間にコメントを頂きました方々に
心から御礼を申し上げます。
USUIさん、野々垣さんの急逝をこのブログで知ったとのこと・・・
お役に立てたのなら良いのですが・・・誠に残念です。

神室院武蔵坊瑞泉さん、僕の稚拙なブログに芦澤一洋さんとの出会いを
思い出されたとか・・・・
また機会がありましたら、コメントをいただければ幸甚です。

さらにいつもこんなブログでもご覧頂いている方々、
そして嬉しいコメントを頂いている方々に
改めて御礼を申し上げます。

今年は、また新しい試みを始めようと考えておりますので、
詳細が整い次第、ブログでご報告してまいります。
よろしくお願い致します。

取り急ぎ2011年シーズンのブログ始動をご報告いたします。