toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「あおぞら町 春子さんの冒険と推理」 柴田よしき

2023年05月03日 | 読書日記
旦那が主に2軍のプロ野球選手と言う設定の専業主婦が主人公の連作短編集。

素人の推理だけで警察が動いたり、ちょっとご都合主義な展開も有るけれど、全体としては面白かったし、続編が有るなら読んでみたい。
この前に読んだ「素晴らしき国」より、よっぽど小路幸也っぽい内容だった。





2016.8.31
原書房
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「素晴らしき国」 小路幸也

2023年05月02日 | 読書日記
申し訳ないけれど、小路幸也の中では一番つまらない作品だった。
歴史が好きな人なら興味を持てたかもしれないけれど。。

出だしは小路幸也らしいファンタジックな味付けの設定で面白くなりそうな感じで期待大。
物語が始まり、最初のうちは楽しく読めるものの段々理屈っぽくなって読むのが辛くなっていく。

個人的には小路幸也には「花咲小路」シリーズのような作品を期待する。






2022.9.8
角川春樹事務所
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「花ざかりを待たず」 乾ルカ

2023年05月01日 | 読書日記
いつ物語が始まるんだろう・・・と思っているうちに終わってしまった。
ずっと導入部を読んでいる感じだった。

家庭を持った妹と、人を好きになれなずいつまでも独身の長女。
余命宣告を受けた父親を中心にした家族の物語。

普段何となく思っていても、あえて触れないようなことを色々考えさせられた。

その後、由希子が幸せに生きていているようで良かった。





2023.4.30
光文社
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