「はしからはしまで」 梶よう子

「みとや・お瑛仕入帖」シリーズの第三弾と言うことだけど、読むのはこれがはじめて。
良く有る時代小説の連作短編集で、なんでも三十八文で売る雑貨店「みとや」を営むお瑛が主人公の人情物語。
おもしろいんだけど、最後の結末が・・・。
これで終わった感じもするけど、続きが有るのかな？？





新潮社

「みつばの郵便屋さん」 小野寺史宜

小野寺史宜はどれも「何か違うな」という感じだったけど、これははじめてしっくり来た。
森沢明夫とか小路幸也の世界に近い内容。

なんだかシリーズになっているようなので機会が有ればそちらも・・・





ポプラ社

「ひかげ旅館へいたっしゃい」 加藤元

温泉街に有る温泉の引かれていない小さな民宿を舞台にした物語。
訳ありのお客さんたちと、訳ありの従業員たち・・・。
詰まらなくは無いけれど、面白くも無い。




早川書房