toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「礼儀正しい空き巣の死」 樋口有介

2024年01月23日 | 読書日記
一つの事件が別の事件を明らかにして、またその事件によって別の事件が・・・・とドミノ倒しのように物語が進んでいくのでいつまで経っても事件が解決しないというユニークな構成。

何でもかんでも恋人と知り合いのジャーナリストに話してしまう刑事はあり得ないけれど、ストーリは面白くて最後まで楽しめた。
ただ、物語の発端となる空き巣事件の犯人はそれほど礼儀正しいとは思えないし、それを全体のタイトルにするのもどうかと・・・。




2020.3.20
祥伝社
コメント
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