toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「広重ぶるう」 梶よう子

2023年06月09日 | 読書日記
歌川広重の一代記。

絵には興味がない私は、名前は聞いたこと有るけど誰それ?の浮世絵師。
永谷園のお茶漬けの人だったんですね。

若くてまだ売れない頃の広重の性格がひどく描かれ過ぎ。
妻の加代との対比のため?
芸術家は我が儘と言うステレオタイプ?
実際はどうだったか知らないけれど、そこまでひどければもう誰にも相手にされないと思うけど。
私も読んでいて嫌になるほど・・・。
昌吉が弟子になった辺りから徐々にまともになって行ってようやく安心して読めるようになる。、

物語に登場する絵がどんな絵か気になって一々調べていたら中々進まなくて困った(笑)。
著作権の関係も有るかもしれないけれど、巻末にでも載せてもらえたらうれしいかも・・・。





2022.5.30
新潮社
コメント
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