短編ユーモア小説集。
表題作と、次の「素晴らしい日本文化」はW.C.フラナガンと言う人が書いた勘違いだらけの論文を小林信彦が翻訳したというスタイルになっている。
この2作は、アイデアも内容も素晴らしくて、清水義範が書いたと言われたら信じてしまうような出来。
他の作品は、何かのパロディだったりしているらしいけど、元がわからないので面白さが全く分らないし、散りばめられたギャグも私のセンスには合わなくてちっとも面白くない。
冒頭の2作が面白いだけに残念な一冊。
前回取り上げた「紳士同盟」のあと、続けて「紳士同盟ふたたび」を読んだところこれもなかなか面白くて私の中での小林信彦の評価が上がったんだけど、次に読んだ「サモアン・サマーの悪夢」がイマイチ。そしてこれがまた良いと思ったら後半期待はずれ・・
と言う事で,ちょっと残念。
新潮文庫 320円
表題作と、次の「素晴らしい日本文化」はW.C.フラナガンと言う人が書いた勘違いだらけの論文を小林信彦が翻訳したというスタイルになっている。
この2作は、アイデアも内容も素晴らしくて、清水義範が書いたと言われたら信じてしまうような出来。
他の作品は、何かのパロディだったりしているらしいけど、元がわからないので面白さが全く分らないし、散りばめられたギャグも私のセンスには合わなくてちっとも面白くない。
冒頭の2作が面白いだけに残念な一冊。
前回取り上げた「紳士同盟」のあと、続けて「紳士同盟ふたたび」を読んだところこれもなかなか面白くて私の中での小林信彦の評価が上がったんだけど、次に読んだ「サモアン・サマーの悪夢」がイマイチ。そしてこれがまた良いと思ったら後半期待はずれ・・
と言う事で,ちょっと残念。
新潮文庫 320円