toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

1973年のピンボール

2012年04月15日 | 読書日記
これも妹に借りた、村上春樹の一冊。

これには「羊男のクリスマス」に登場する双子の姉妹が登場する。
借りた本をランダムに読んでいたけど、なぜか今までは短編かエッセイばかりで、長編(というか中編)はこれが初めて。
一応ストーリらしきものはあるけれど、話があちこちに飛んで、これが伏線になっているかと言えばまったく関係ない話で、結局は良く分からないと言うのが正直な感想。
まるで分裂症の人が書いたって感じ。

この本の前に読んだ短編集「蛍・納屋を焼く・その他の短編」の最後の、「三つのドイツの幻想」もなんだか分らない小説だったけど、村上春樹ってこういう小説を書く人なの?


講談社文庫 240円
コメント
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