toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

カンガルー日和

2012年04月08日 | 読書日記
妹に村上春樹は、村上朝日堂シリーズの6冊とノルウェーの森しか持ってないと話したら、大量に貸してくれたけど、これはそのうちの一冊。
(ちなみに私は、池波正太郎と清水義範を大量に貸しました。)

タイトルは、SFっぽい話、メルヘン、シュールな話・・などいろんなタイプの短編が収められた本。
主人公が僕、または私というところだけが共通だけど、状況設定も他の登場人物も内容も全て違っている。
バラエティに富んでいるので読んでいて全く飽きないし、何も考えずに気楽に読める。
他の作品もそうだけど、ジャズの話がたまに出て来る。
ジャズのことをまったく知らなくても何の問題も無いけれど、知ってるとちょっと嬉しくなるようなこともある。
この本の前に読んだ、「羊男のクリスマス」の元になったのか、ここにも最後の作品にドーナツを作る羊男が登場する。
どうも彼は羊が好きらしいけど、羊男の意味が良く分からない・・(笑)

彼と私の共通点は、ジャズとスワローズが好きなところ。
だから彼のエッセイは好きです。


講談社文庫
コメント
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