「エレキの神様」寺内タケシさん死去
コンサートで観客の声援に応える寺内タケシさん=2012年撮影
ギタリストの寺内タケシ(本名寺内武〈てらうち・たけし〉)さんが18日、器質化肺炎のため、
横浜市内の病院で死去した。82歳だった。
茨城県土浦市出身。少年時代から自作のエレキギターで演奏した。
1962年、「寺内タケシとブルージーンズ」を結成。加山雄三主演の映画「エレキの若大将」
に出演するなどエレキギターブームを巻き起こし、「エレキの神様」と呼ばれた。
67年にはベートーベン「運命」のリメイク版「レッツゴー運命」で日本レコード大賞編曲賞
を受けた。2011年に同功労賞。「津軽じょんがら節」など、エレキで民謡を演奏する試み
でも知られた。
70~80年代には冷戦下の旧ソ連でたびたびツアーをおこない、国連平和賞を受けた。
非行の温床とされたエレキギターへの誤解を解くため、全国の高校を回る「ハイスクール
コンサート」を74年に始め、2010年には1500校を達成した。
広報しばた昭和45年5月号より
「樅ノ木音頭」発表会 伊達晃、寺内タケシら来演
4月12日柴田町商工会主催の「樅ノ木音頭発表会」が町民体育館で行われました。
同音頭の歌詞は商工会が一般から募集し、岡本淳三さん(東京)が一位に入選した
ものを作詞家の”ささきひろと”さんが補作し、寺内タケシさんが作曲したもので、
郷土出身歌手伊達晃が歌っています。
発表会には伊達晃、寺内タケシとブルージーンズ、林マキ、浜洋子、ルイ高橋らが来演。
約800名の町民のみなさんや伊達晃後援会、寺内タケシ後援会のみなさんが演奏を
楽しみました。発表会では藤間蕉鳳さんが振りつけた樅ノ木音頭踊りも披露されました。
伊達晃さんの心をこめた歌と寺内タケシとブルージーンズのすばらしい演奏は、エレキ
(電気)ギターに親しむ機会のすくなかった町民のみなさんに感銘をあたえました。
樅ノ木音頭は、「しばた100選」に選ばれています。
寛文11年(1671)の「伊達騒動」をNHKがドラマ化したことで原田甲斐ゆかり
の樅の木が一躍有名になりました。このドラマを全て録画したものは柴田町にあります。
また、その頃に盛んに踊られていた「樅の木音頭」は、近年保存会ができ復活しました。
まちの歴史につながるものをこんな形で残していくのも良いですね。現在、樅の木のまわり
は展望デッキになっています。
「樅ノ木音頭」をネット検索したら youtube で配信されています。
“復活” 樅の木音頭 宮城県柴田町 2015年1月31日 · ·
昭和45 年、NHK大河ドラマ 『樅ノ木は 残った』の放映をきっかけに制作された
「樅の木音頭」をご覧ください。
“復活” 樅の木音頭普及保存会のみなさんが、昨年のしばた桜まつりで町内各地で
親しまれた「樅の木音頭」を披露しました。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに、ビデオを見ていただき、当時の
ことを懐かしんでいただきたいと思います。
https://www.facebook.com/town.shibata/videos/788498501224739/
樅の木音頭 しばた千桜橋(せんおうきょう)開通式 2015年3月30日
https://www.youtube.com/watch?v=HBZLAM8PUMA