宮城縣標石・三角標174・丸森町

　久々の宮城縣標石ネタです。
きっかけは、現在進行中の川崎町の三角点探訪の情報収集のため、標石関係のＨＰを
チェックしていたところ、「基準点があったら興奮するブログ」さんのサイトで
２０１９年６月２９日に三角標第１７４号発見の記事がありました。
それが丸森町の中学校近くということで、本日の午後確認してきました。

赤矢印のところに標石がありました。

鳥屋嶺（とりやみね）神社から入ります。

本殿

本殿の脇の小道を進みます。

神社の裏の遊歩道を東（右手）に進みます。

急に開けたところに出ます。

フェンス沿いに標石が見えます。
左前方に看板が見えます。

阿武隈川　右岸　３６．４ｋ
阿武隈川河口から３６．４ｋｍ地点の標石があります。

見慣れた標石、上部に「＋」、また角が面取りされています。

北面：明治三十二年、東面：第百七十四號

南面：宮城縣、西面：三角標
だいぶ風化が進み、読み辛いところは心眼で読んだところ。

宮城県では、阿武隈川の河川測量を行うにあたり、河口から丸森橋までに
５９基の「基標」を設置。
その補助の標石が「三角標」です。
今回の標石が１７４号で、丸森橋に近いことから合計１８０号くらいまであると思われます。

三角標については、
２０１２年
１０月１８日：三角標１５０号・丸森町
１０月３０日：三角標５９号・亘理町
１０月３１日：三角標６２号・岩沼市
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