goo blog サービス終了のお知らせ 

ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

じいちゃんはリヴェールに紅茶を飲みに行った。

2011-10-29 14:11:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今日も良い天気。

清々しいこの気配を、遠く福岡の息子も感じているかしら?

これが色気だったら、敏感に反応していることと思います。(長男、23才、学生)


さて、昨日のこと。

夕方5時ごろ電話が鳴った。

「オタクに鍵がかかっていて、お母様がおうちに入ることができなんですぅ~・・・」

いつも母がお世話になっています、介護施設の担当様からの電話でした。

一週間のうち3日ほど、介護施設でリハビリとか脳トレ(=痴呆防止?)とかでお世話になっております母です。

昨日も出かけておりました。

行きも帰りもそこの車にお世話になっております。

5時前には帰ると言って出かけた

そして、4時45分ごろ帰ってきたらしい。

いつもでしたら在宅のが、なぜかその時はいなかった。

その上に、家に鍵がかかっていたのだね。

そのために、母は家に入れなくて、あたしにSOSの電話が来たという始末。

急遽店を閉めて、ダッシュでばあちゃん宅へ。

担当のおねいさんが駐車場で困り果てた顔をしておりましたところへ、あたしが参じたという次第です。

無事にばあちゃんを引き取りまして、お詫びをしながら担当様にはお帰りをいただきました。

一息ついてばあちゃんは振り返る。

いつもならいるはずのじいちゃんがいない。

その一点に、ばあちゃんは意識が集中します。

「もしや、救急車で運ばれたのではないか?」

・・・

心配するのは良い。

でもね、ばあちゃん・・・

救急車で運ばれるほどの状態で、きっちりと鍵をかけて出かけることはないと思ふよ。

そう諭しながら帰路に着きますと、道の向こうからいつものようにパナマハットにピッチリとスーツに身を包んだじいちゃんが闊歩してやって参ります。

「おじいちゃん、ばあちゃんが何事かあったかと心配していましたよ」

と告げると、

「おや?少し遅れたかな?リヴェールで紅茶が飲みたくなったんです。」
(注・リヴェール=近所のケーキ屋さん)

と逍遙としておりました。

ばあちゃんの心配はそれとして、じいちゃん、あんたはそれが良い。

大正生まれの気骨を今に生かしていただきたいと、あたしは密かに念じております。

どうぞ、いつまでもお元気で・・・