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ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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稲刈りですた

2011-10-02 06:32:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日は稲刈りでした。


正直な豊坂屋です)

天気予報の雨を気にしつつも、あめつちの神様に「たのむで、晴れにしてくんなまし」と祈りましたところ、見事な晴天となりまして、予定通り9時から開始。

市野さんは、おやっさんのところからコンテナを運んできて、あたしとキミ君でコンバインを自走させて、ヨシヒト君と4人でしっかりと倒伏しています稲を刈り込んでいきます。

なかなか良い出だしでした。

いつも、出だしは良いんです。

でも、やはりというかなんというか、しばらくするとコンバインが不機嫌になりまして、あたしたちはしばしば途方に暮れたりするのであります。

何度かエンストを起こし、そのたびごとにあたしの車からコードを引っ張りましてバッテリーにつないで、再始動。
(年に一度しか使わないものだから、常にバッテリー切れの状態なのだ)

そして今回は、途中で脱穀部分の機械が動かなくなりました。

こうなりますとイセキさんに助けを呼ぶしかありません。
(イセキさんにSOSの電話をするのが、田んぼ同好会の恒例となっております)

やがてイセキさんが軽トラックで登場。

地獄に仏、カンダタに蜘蛛の糸でありますよ。

早速にコンバインを見てもらいます。

何やらあちらこちらを眺め回していまして、工具箱からレンチを取り出しますと、あら不思議!

コンバインちゃんは、モノの見事に再始動するのでありますた。

(みんながもっと驚いたのは、どうやら部品が一部脱落したらしいのですが、その小さな部品をあのグズグズの田んぼの中から一瞬で見つけたことでありました。一同、スゲっ!と思わず声を上げましたね)

ついでのことに、せっかくでしたので、倒れた稲をどうしたら上手く刈ることができるのか?とお尋ねしてみました。

すると・・・

「手で起こすしかないね」

とおっしゃいました。

う~~~む、それしかないか・・・

イセキさんがお帰りになられましたあと、キミ君にコンバインの運転を任せ、あとの人間は、コンバインが刈る先の倒れた稲を、セッセと起こして歩くのでありました。


(何かをつかんだらしいキミ君は、この後完璧な操縦をします)

稲の一本一本を、手で起こす・・・それがどれほどの重労働であるのかは、やったものにしかわからない。

やってみたい人がいたら、来年やらせてあげましょう。

やがて、お昼。

市野さんの愛する奥さんが、オニギリとお茶を差し入れてくれました。

ありがとうね、おいしかったです。


(まだ元気な頃の市野さん。この後、あたしと共に笑顔が消えていきます)

そして、やがて隊長も参加。

そして、ちょっとだけ手伝って、オニギリ食べて、すぐに帰っていきました。

・・・使えない男です。(冗談だよ、隊長)


(スケベな隊長にふさわしく、バッタが交尾してました)

ヨシヒト君も、奥さんが子供を連れて登場。

お茶の差し入れ、ありがとう。



早く大きくなって、田んぼを手伝ってね。


さてさて、コンバインの調子を見ながら、また、手で稲を起こしながらの作業は随分と手間と時間が掛かりまして、5時をすぎるまで、延々とそして黙々と、あたしたちは作業を続けたのでありますね。(既に笑顔はありません)

さすがに、疲労困憊。

それでも最後のひと株をやっつけて、5時半、無事に稲刈り終了!

みんなで握手、そして、ハイタッチ。

やったぜっ!

この一瞬のためだけに、あたしたちは頑張ったのだ。

暗くなる直前でしたので、本日は解散。

なんとか間に合って良かったね。


(カメラに向かうと自動的に笑顔になるPながら、さすがにうつろな笑顔になっていますね。)


キミ君がうちによってご飯を食べていきました。

キミ君と二人で、ビールで乾杯。

その後床につきましたが、腰は痛いし、疲れすぎで、結局眠れませんでした。

でもね、達成感は十分あるのだよ。

買ってくればどうということのないお米なんだけど、あたしたちはなんでこんなに苦労してまで田んぼで這いずりまわるんでしょうか?

・・・

辛くて苦しくて、でも、楽しくて美味しい田んぼ同好会であります。