ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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ついに4月なのだ

2009-04-01 14:32:00 | ノンジャンル
ただいまぁ~

息子の定期演奏会は無事にすんだようで、終演後再び会うこともなく、彼はそのまま福岡に帰っていきました。

お疲れさん。

そのときの様子は、また後日。

そうして、またあたしは元の一人の生活になりまして、当夜午後9時には床についたのでありました。

明けて今朝5時半・・・

3月までの忙しさも一段落と考え、4月1日の本日は、うまい具合に定休日。

そこで、昨年も見に行きました岐阜の「カタクリの群落」をかねてより見に行こうと思っていたのですが、たまさか時期が少し遅れたようで、Kさんがわざわざ「カタクリは終わってしまったようですよ」と教えてくれたのです。

う~む・・・見頃を終えたものは仕方がないなぁ・・・と、昨夜までは見に行くのを諦めていたのです。

が、早朝5時半のあたしは、なぜか、

「今ここは、二度とないのダァ~!」

と、ものすごくポジティブでして、急遽つるちゃんに飛び乗って、41号線を北上したのでありました。

午前8時、現地到着。

だ~れもいない里山の麓につるちゃんを止めて、あたしはトボトボと、「カタクリの群生地」とかかれた矢印に沿って歩いていきました。

ほどなく見覚えのある場所にやってまいりました。

カタクリは・・・Kさんの言ったとおり、すでに盛りを過ぎて、ひなびた様子を映しておりました。



誇るほどの紫色は、もはや枯れた淡さを残しているだけで、しなびた花弁は、生を全うした残りかすのようにも見えました。

そんな景色を、しばらくボ~~~~~ッと眺めていて、何かがあたしの中でささやきます。

「花だけがカタクリなのではない。見えないそこに潜むものこそが、カタクリの生の実態なのではないか?」

・・・そうだよね・・・そのとおりだよね。

あたし自身の心の声を聞きながら、それからまたしばらく、ボ~~~~~~ッとそこにたたずんでおりました。

カタクリの しきる命や 山のあい(かたくりの しきるいのちや やまのあい)

あたしの目に映るカタクリの花たちは、確かにしおれていましたが、その命の豊かさは、花があろうとなかろうと変わらずそこにありました。

なんとなく嬉しくて、その場からまた山の奥に進んでみました。

そして、少し開けた所に出ます。



目の前には、たっぷりと水をたたえた木曽川が、とうとうと流れておりました。

ゴツゴツとした河岸の岩の上に立ち、ここでもまた、大地と水のコロンを感じておりました。

遠い昔から、名も知らぬ多くの人たちがあたしの立っているのと同じ所に立ち、そして、今のあたしと同じように、何かしらの思いをもったのであろうと想像することは、連綿と命が永らえていることの証のような気がして、ますます気持ちが穏やかになっていくのです。

大変気持ちのよいひと時でした。


(気持ちのよさを、表現してみますた・・・おバカだネェ~)

そばでポツンと立っていたに別れを告げて、



もう一箇所、行ってみたい所がありましたので、再びつるちゃんにまたがり、記憶を辿って少しだけ走ると、すぐにその場所は見つかりました。

大きな切り株」という名前の、自然食のカフェです。

2年ほど前、Kさんに教えてもらって初めてここに来た時、メニューにあった「幸せになるお茶」(このお店にはハーブティーがたくさんあって、それぞれに、元気になるお茶とか疲れがとれるお茶とか、名前がついているのよ)を飲もうとしたら、「すっぱいけれど、大丈夫ですか?」と言われて、結局飲まなかったのがなんだかやり残した仕事みたいな気がして、今回はぜひともその「幸せになるお茶」を飲もうとやってきたのですよ。

丁度9時を過ぎたころで、お店は開いていました。

どうやらお客さんはあたし一人・・・

「いいですか?」

と尋ねると、素敵なオネェサンが、

「どうぞ、どうぞ」

と、穏やかにあたしを迎えてくれました。

メニューを見て、念願の「幸せになるお茶」とセットのオニギリを注文。

やがて、それはやってきましたよ。


(逆光で、本当はもっと美しい色合いです)

「お茶の赤い色はハイビスカスです。一般的にはもっと薄く出すところなのですが、私はコレくらい濃いほうが好みなのですよ」

と、可愛いオネェサンは教えてくれました。

ゆったりとした気分で、ほんのり酸味のあるハーブティーと雑穀を混ぜたオニギリ二つ、それにポテトサラダ、香の物、とてもおいしいお味噌汁を頂いて、まさしくあたしは幸せになったのでした。(コレで525円だよ・・・P、大感激!)

お会計を済ませ、「また、お友達と来ますね」と言葉を添えて、そのお店を後にしました。

本当に、おいしかったなぁ・・・

SSKさん、今度ご一緒しましょうね。

さて、お楽しみを充分に満喫しましたあたしは、その後名古屋でお仕事をこなし、つるちゃんとともに帰宅。

・・・今日を振り返って思ふ・・・

気の利いたウソのひとつも、言わずにすんでしまったエープリルフールだったなぁ・・・

でも、まぁ、それもよしなのダァ~~~~~!

確かなものを感じた4月1日でした。

コメント
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