こんにちは。
4日ほど前のこと、カヨちゃんから突然に電話がありました。
「あ~?ぴかちゃん、あたし。あんたに話したいことがあるんだわ。30円分しか話せんから、ケータイに電話ちょうだい。ブツッ!・・・プープープー・・・」
30円分しか話せんって・・・公衆電話に30円だけ入れて、西表島から電話したのね。
自分のケータイは、着信専用なのね。
・・・
大変カヨちゃんらしいです。
そこで早速あたしは、かつて西表に向かう前夜、カヨちゃんがウチに泊まっていったときに教えてもらったケータイの電話番号にかけてみるのでした。
と、・・・
「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」
受話器の向こうから、可愛いオネェサンがそっと教えてくれたのでした。
もしや・・・
西表に行くからと、これまで持ったことがないケータイを持つことになったのだよと話していたカヨちゃんなので、月々の基本料金が必要であることを知らずに、料金未払いで回線を止められたのかもしれません。
それでも、話したいことがあると聞いたからには、なんとかして電話がつながらないことも含めて、カヨちゃんに知らせなくてはいけません。
とりあえず、パソコンで石垣さんのサイトを探してみました。
でも、住所まで書いてあるところが見つかりません。
どぼじよぉ・・・
アレコレと考えた挙句、西表島の観光案内所みたいなところのサイトを見つけましたので、そこに書かれていた住所を宛名にしてハガキを書き、その裏に、
「どなたかすみませんが、コレを石垣さんの工房の、カヨちゃんという人に渡してください」
と朱書きしまして、投函したのです。
そして昨日・・・
カヨちゃんから、再び電話が・・・
「あ~?ぴかちゃん、あたし。40円分しか話せんから、すぐに書き取ってね。080-××××ー××××だから。よろしく~、ブツッ!・・・プープープー・・・」
アンタは一体、何者でつか?
結局、教えてくれた電話番号が違っていたのではないでつか?
それでも、書き取った電話番号へ電話をしてみますと、カヨちゃんは当然のように受話器をとりまして、何事もなかったかのようにこんなお話をするのでした。
「うれしいことがあったのよ。それで、ぴかちゃんだけには知らせたいと思ったの。
明日は満月でしょ?その満月の明日、こっちで満月食堂をすることになったのよ。
15人くらいのお客さんなんだけどね。
それが嬉しくて、ぴかちゃんに、あたしの嬉しい気持ちを分けたいと思ったの。
じゃぁねぇ~。ブツッ!・・・プープープー・・・」
(注・満月食堂とは、かつてカヨちゃんが満月のときだけ料理を提供していたという、幻の食堂のことです)
時候の挨拶どころか、相槌を入れることさえなく、カヨちゃんは勝手にしゃべって、勝手に電話を切りますた。
・・・
・・・
まぁ、ええか・・・
本当に嬉しそうに話す元気なカヨちゃんの声を聞いて、あたしも嬉しかったのでした。
今夜の満月食堂が、楽しいものになるとよいね。
祈っています。
(それにつけても、無茶なハガキを、わざわざ届けてくださった方に、この場でお礼申し上げます。どちら様か存じませんが、ありがとうございました)
4日ほど前のこと、カヨちゃんから突然に電話がありました。
「あ~?ぴかちゃん、あたし。あんたに話したいことがあるんだわ。30円分しか話せんから、ケータイに電話ちょうだい。ブツッ!・・・プープープー・・・」
30円分しか話せんって・・・公衆電話に30円だけ入れて、西表島から電話したのね。
自分のケータイは、着信専用なのね。
・・・
大変カヨちゃんらしいです。
そこで早速あたしは、かつて西表に向かう前夜、カヨちゃんがウチに泊まっていったときに教えてもらったケータイの電話番号にかけてみるのでした。
と、・・・
「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」
受話器の向こうから、可愛いオネェサンがそっと教えてくれたのでした。
もしや・・・
西表に行くからと、これまで持ったことがないケータイを持つことになったのだよと話していたカヨちゃんなので、月々の基本料金が必要であることを知らずに、料金未払いで回線を止められたのかもしれません。
それでも、話したいことがあると聞いたからには、なんとかして電話がつながらないことも含めて、カヨちゃんに知らせなくてはいけません。
とりあえず、パソコンで石垣さんのサイトを探してみました。
でも、住所まで書いてあるところが見つかりません。
どぼじよぉ・・・
アレコレと考えた挙句、西表島の観光案内所みたいなところのサイトを見つけましたので、そこに書かれていた住所を宛名にしてハガキを書き、その裏に、
「どなたかすみませんが、コレを石垣さんの工房の、カヨちゃんという人に渡してください」
と朱書きしまして、投函したのです。
そして昨日・・・
カヨちゃんから、再び電話が・・・
「あ~?ぴかちゃん、あたし。40円分しか話せんから、すぐに書き取ってね。080-××××ー××××だから。よろしく~、ブツッ!・・・プープープー・・・」
アンタは一体、何者でつか?
結局、教えてくれた電話番号が違っていたのではないでつか?
それでも、書き取った電話番号へ電話をしてみますと、カヨちゃんは当然のように受話器をとりまして、何事もなかったかのようにこんなお話をするのでした。
「うれしいことがあったのよ。それで、ぴかちゃんだけには知らせたいと思ったの。
明日は満月でしょ?その満月の明日、こっちで満月食堂をすることになったのよ。
15人くらいのお客さんなんだけどね。
それが嬉しくて、ぴかちゃんに、あたしの嬉しい気持ちを分けたいと思ったの。
じゃぁねぇ~。ブツッ!・・・プープープー・・・」
(注・満月食堂とは、かつてカヨちゃんが満月のときだけ料理を提供していたという、幻の食堂のことです)
時候の挨拶どころか、相槌を入れることさえなく、カヨちゃんは勝手にしゃべって、勝手に電話を切りますた。
・・・
・・・
まぁ、ええか・・・
本当に嬉しそうに話す元気なカヨちゃんの声を聞いて、あたしも嬉しかったのでした。
今夜の満月食堂が、楽しいものになるとよいね。
祈っています。
(それにつけても、無茶なハガキを、わざわざ届けてくださった方に、この場でお礼申し上げます。どちら様か存じませんが、ありがとうございました)