トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

製材した

2016-01-02 | 今日は真面目に
 会友Y氏に桜の丸太から角材を切り出してもらった。これからクッキングスプーンとフォークを制作するつもりなのだが、良かろうと思った厚みが厚すぎた。再度、頼むのも心苦しいから自分で板材に加工した。
 加工する際の難問は「手持ちの電動丸鋸しか使えない」という点で、これで角材を半分に切り割るのは危険すぎる。生姜のスライスで小指の先端をスライスしてしまった程度では済まないリスクだ。眠る前にあれやこれやとシュミレーションなるものをやり、結果的に角材から板材を切り出す方法が浮かんだ。
 作業台の横に縦テーブルを設え、これに角材をシャコ万で固定して両側から切り込む。切り割り線を描いても綺麗に二分割という訳にはならないが鉋をかければ十分な精度になる。はた目には「手間」に見えるのだろうが、実際は「工夫の結果」ここが一番楽しい作業なのである。
      丸太から板挽きし角材に ➡   治具を作り板材に

*年々や猿に着せたる猿の面 (芭蕉)

2016-01-01 | 性向有毒の翁なれば
 
            初詣猿面に似た歳となり

            猿田彦詣でし群れの猿面々

            初水に映るは然り猿の面

            猿学で永田闊歩す猿芝居

            去る者は居らぬ聞か猿禊ぎ待ち

            着飾りて猿引きによる猿の芸

            公人は必ず飾る百日紅