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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**瑞穂の国の撫子

2011-07-19 | 合混で闘作すれば

 苦節肥やしに メダルもあれば

   陣笠チームは 唾競り合い ハア コリャコリャ            駒子姐さん

 なでしこは陣笠よりも役に立ち                       空笠

 なでしこはイラクサのよう戦えり                                     富太郎

 なでしこを黄金に変えた生きる意思小銭も人も生かせぬ永田  蛇道

 なでしこは苦難に耐えて金メダル国の歴々みな金メッキ      鍍金屋


*長き夜

2011-07-18 | 感じるままの回り道

Photo_2

     開け放ち眠れば夜気は肌を刺す

     涼風に目覚む猛暑日夜の雨

     山百合はまた一輪とあさぼらけ

     短夜もしんしん長きギプスの身


7月定例会

2011-07-17 | 月例会

7 2011,07,16(土) 9:30~13:00

会員 8名

活動 真竹林、黒竹林の間引き作業

    新竹もしっかりしてきたので間引きを実施。

月自主活動

    草刈り等  延べ20名

*小生、刈り払い最盛期なのに作業不能・手入れ不能になってしまった。そのため立ち入ることもままならない「夢の跡」が今夏は出現する。前向きに考えれば、トンボ池や水泥地に一般は立ち入り難くなるから「生物保全」の見地からはプラスなのだ。これでかろうじてプッツンしない。


おすまし顔で

2011-07-17 | 小父のお隣さん

Photo_6  Photo_7

 アマガエルはフイールドだけでなく自宅周辺でも身近な生物で、シーズンには大きな鳴き声を聞かせてくれたものだが今年はサッパリだ。緑地だった所が宅地になり家が建って生息環境が激減したのが理由の第一である。

 フイールドでの作業中も、朝から帰る時まで動かずに葦の葉の上にいる姿を良く見かけるが、とぼけた顔がなんともかわいい。周辺にはアマガエルに似たシュレーゲルアオガエルとモリアオガエルが生息しているけれど、アオガエルはまだ撮影できていない。合唱している鳴き声は聞くのだけれど姿は見ないのだ。

 ヒキガエルの子供達が上陸して去った後に、別のオタマジャクシが出てくるのだが、卵塊はみていないから不思議な感じだ。そういえば、アマガエルもアオガエルも卵は知らない。

 岸近くの草むらにアオガエルは産卵すると聞いたが、モリアオガエルもそのような産卵をすると記載があったから、小生には判断できない範疇だ。


ジックリ見る

2011-07-16 | 小父のお隣さん

  Photo_5   Photo_6

 飛行中から網目が目立つトンボ、ショウジョウトンボのメスだと思っているのだが、確信はない。交尾飛行中はオスの緋色だけが目立つので、どうしてもメスには注意がいかないのである。

 一方のシダはオスもメスもないから気が楽なのだが、どれも同じように見えても違いがある。これは、時々訪れるH氏の知識によるのだが、シダ類もかなりの多様性があって、フイールド内には珍しいシダもあるのだそうな。

 幾つか教えてもらい忘れないのは「コモチシダ」だけだ。林道の斜面に普通に茂っていたのに気がつきもしなかった。今は子になる小さいシダは、まだ親葉から立ち上がっていず、表皮の一部だ。

 梅雨が終わる頃には子シダが隊列を組んだように葉の上に並ぶ。面白いと言うか壮観でもある。しかし今期は成長した隊列からしか見る事が出来ない羽目になってしまった。多忙期に要介護状態なのは情けない。


*ギプスの夏

2011-07-16 | 感じるままの回り道

Photo   庭の草ギプスの身ではギブアップ

   ひと夏を棒に振るなりギプス脚

   松葉杖にじり伸ばす手パセリ摘む

   風便り香る山百合かゆき脚

   山百合を見つめ脚上げ脚下げる


** 「爛れ石に苔は生さない」

2011-07-15 | 大震災

 はじめチョロチョロ中パッパあかん事なら混ぜ込めろ      逃殿窮電社訓

 ガンマ線施主は緩慢頑固戦被災者我慢永田は癌満      大臣災

 セシウムで世襲無となる父祖の地も田畑牛馬屠られ棄民   新施界

 似て非なる加害と被害上塗りす難答奇答難民棄民       罵笑


お菊虫

2011-07-14 | 小父のお隣さん

Photo_5  植木鉢を動かしたらジャコウアゲハの抜け殻があった。繁殖は毎度の事だが、今回もウマノスズクサを食べつくしたから、餓死したものと思っていたが、少なくとも一頭は羽化したことになる。

 食草にしていた株より150cmほど移動して、地上20cm程度の高さで蛹化し羽化したのだが、この植木鉢の底部には黒蟻の巣があった。よく餌食にならなかったものだ。

 バタフライガーデンと言うにはおこがましいが、食草と吸密出来るブッドレアを植え込んだから、多くのチョウが舞うのかと期待していたが、今の所は、ジャコウアゲハ、モンキアゲハ、キアゲハ程度だ。


*身から出た錆び

2011-07-14 | 性向有毒の翁なれば

Photo_4     庭なのに脚も届かぬ百合の花

     小便もバックレたるや斜めなり

     寝ていても汗の噴き出す浪費癖

     伸びた脚便座斜めに座る夏


*ラジオ深夜便

2011-07-13 | 感じるままの回り道

         深夜便虫の音おぼろ一夜終え

         十三夜テレサささやく深夜便

         山百合の香り満たして夜の闇

         対談が覚醒させし小暑かな

       


*窮衆、窮殿が熱い

2011-07-12 | 小人閑居して憮然

Photo       不肖人隠蔽

       やらせ滅入る

       祖指揮グル身

       数恥熱造

       是論誘導

       怠策偽装


エシャロットの酢味噌漬け

2011-07-12 | 何よりの楽しみ

Photo  Photo

 ラッキョウの塩糀漬けが、一ヶ月の熟成期間をおいたら意外に美味しく出来たので、野生化したエシャロットを生食でなく「酢味噌漬け」にした。隠し味に「梅肉」をたっぷりと加えた。

 まぶしただけのエシャロットも「なかなかの物」だったが、これも一週間程度の熟成期間を置くことにした。ラッキョウほどの歯ごたえは無いけれど、サックリして少しばかり粘性を感じる食感は、酢の風味と梅肉のサッパリ感と相まって夏向きの逸品だった。

 ギプスで松葉杖では買い物は無理だから、あるものを食する毎日になってしまったが、ラッキョウの甘酢漬けも食べ始める頃となったし、クワの実ジャムも熟成が終わって美味しくなっているから、ひと夏の一品だけは確保していける。お惣菜となる保存食は災害時でなくても大切だを実感する。


*君子は器ならず

2011-07-11 | 大震災

Photo_4   カラ器据えて社もすえ炉も崩る

   グル器並べばプレス察す無し

   欠け器捨てて本割れ生き残り

   もう打つわ思えど四月何もせぬ

   胸うちわ叩き汗拭く収容所


山に入れば

2011-07-10 | 小父のお隣さん

Sn3d0021  Sn3d0020

 しばらくはフイールドに入れないから「あーあ!」であるけれど、幼樹の坪刈りを行っていた時、初めて見る甲虫がいた。刈り進むうちに再度見かけたから、そんなに珍しい甲虫ではないのかもしれない。検索の大変さは十二分に思い知ったので検索はなし。

 地上にはホコリタケと思われるキノコも点在していた。小粒の新ジャガみたいだが、割ってみればホコリタケ科かショウロの仲間か迫れると思ったものの、これも撮影だけ。夏至から、連日の真夏日に猛暑日がサンドされて三度も襲ってきたから、動きの全てがアバウトだ。

 しかし、蔓草の伸びは速い。特に坪刈りをして平坦になると、地温も高くなり邪魔な植物もなくなるから、容易に蔓先を伸ばしてくる。そして幼樹は瞬く間に覆われるのだ。カラスウリ、ママコノシリヌグイ、ヤブカラシ、クズ、ノササゲ、等々が渾然一体となって覆いつくしに来る。

 さて、フイールドに入らなくなって一週間が過ぎた。幼樹は既に「覆われるまま」状態だろうが、「過ぎたるは及ばざるしごと」だ。んっ?!


**床で夏越し

2011-07-09 | 感じるままの回り道

 目を細め庭の山百合霞ませて山の山百合想う不自由さ

 網戸越しオイランソウのアゲハ追うギプスの我は眺む去るまで

 腹這いで窓より伸ばす指先にシシトウ触れず青い実熟れる

 ハンガーを崩しギプスに差し込めば甘美法悦猛暑忘れて