苦節肥やしに メダルもあれば
陣笠チームは 唾競り合い ハア コリャコリャ 駒子姐さん
なでしこは陣笠よりも役に立ち 空笠
なでしこはイラクサのよう戦えり 富太郎
なでしこを黄金に変えた生きる意思小銭も人も生かせぬ永田 蛇道
なでしこは苦難に耐えて金メダル国の歴々みな金メッキ 鍍金屋
苦節肥やしに メダルもあれば
陣笠チームは 唾競り合い ハア コリャコリャ 駒子姐さん
なでしこは陣笠よりも役に立ち 空笠
なでしこはイラクサのよう戦えり 富太郎
なでしこを黄金に変えた生きる意思小銭も人も生かせぬ永田 蛇道
なでしこは苦難に耐えて金メダル国の歴々みな金メッキ 鍍金屋
アマガエルはフイールドだけでなく自宅周辺でも身近な生物で、シーズンには大きな鳴き声を聞かせてくれたものだが今年はサッパリだ。緑地だった所が宅地になり家が建って生息環境が激減したのが理由の第一である。
フイールドでの作業中も、朝から帰る時まで動かずに葦の葉の上にいる姿を良く見かけるが、とぼけた顔がなんともかわいい。周辺にはアマガエルに似たシュレーゲルアオガエルとモリアオガエルが生息しているけれど、アオガエルはまだ撮影できていない。合唱している鳴き声は聞くのだけれど姿は見ないのだ。
ヒキガエルの子供達が上陸して去った後に、別のオタマジャクシが出てくるのだが、卵塊はみていないから不思議な感じだ。そういえば、アマガエルもアオガエルも卵は知らない。
岸近くの草むらにアオガエルは産卵すると聞いたが、モリアオガエルもそのような産卵をすると記載があったから、小生には判断できない範疇だ。
飛行中から網目が目立つトンボ、ショウジョウトンボのメスだと思っているのだが、確信はない。交尾飛行中はオスの緋色だけが目立つので、どうしてもメスには注意がいかないのである。
一方のシダはオスもメスもないから気が楽なのだが、どれも同じように見えても違いがある。これは、時々訪れるH氏の知識によるのだが、シダ類もかなりの多様性があって、フイールド内には珍しいシダもあるのだそうな。
幾つか教えてもらい忘れないのは「コモチシダ」だけだ。林道の斜面に普通に茂っていたのに気がつきもしなかった。今は子になる小さいシダは、まだ親葉から立ち上がっていず、表皮の一部だ。
梅雨が終わる頃には子シダが隊列を組んだように葉の上に並ぶ。面白いと言うか壮観でもある。しかし今期は成長した隊列からしか見る事が出来ない羽目になってしまった。多忙期に要介護状態なのは情けない。
はじめチョロチョロ中パッパあかん事なら混ぜ込めろ 逃殿窮電社訓
ガンマ線施主は緩慢頑固戦被災者我慢永田は癌満 大臣災
セシウムで世襲無となる父祖の地も田畑牛馬屠られ棄民 新施界
似て非なる加害と被害上塗りす難答奇答難民棄民 罵笑
ラッキョウの塩糀漬けが、一ヶ月の熟成期間をおいたら意外に美味しく出来たので、野生化したエシャロットを生食でなく「酢味噌漬け」にした。隠し味に「梅肉」をたっぷりと加えた。
まぶしただけのエシャロットも「なかなかの物」だったが、これも一週間程度の熟成期間を置くことにした。ラッキョウほどの歯ごたえは無いけれど、サックリして少しばかり粘性を感じる食感は、酢の風味と梅肉のサッパリ感と相まって夏向きの逸品だった。
ギプスで松葉杖では買い物は無理だから、あるものを食する毎日になってしまったが、ラッキョウの甘酢漬けも食べ始める頃となったし、クワの実ジャムも熟成が終わって美味しくなっているから、ひと夏の一品だけは確保していける。お惣菜となる保存食は災害時でなくても大切だを実感する。
しばらくはフイールドに入れないから「あーあ!」であるけれど、幼樹の坪刈りを行っていた時、初めて見る甲虫がいた。刈り進むうちに再度見かけたから、そんなに珍しい甲虫ではないのかもしれない。検索の大変さは十二分に思い知ったので検索はなし。
地上にはホコリタケと思われるキノコも点在していた。小粒の新ジャガみたいだが、割ってみればホコリタケ科かショウロの仲間か迫れると思ったものの、これも撮影だけ。夏至から、連日の真夏日に猛暑日がサンドされて三度も襲ってきたから、動きの全てがアバウトだ。
しかし、蔓草の伸びは速い。特に坪刈りをして平坦になると、地温も高くなり邪魔な植物もなくなるから、容易に蔓先を伸ばしてくる。そして幼樹は瞬く間に覆われるのだ。カラスウリ、ママコノシリヌグイ、ヤブカラシ、クズ、ノササゲ、等々が渾然一体となって覆いつくしに来る。
さて、フイールドに入らなくなって一週間が過ぎた。幼樹は既に「覆われるまま」状態だろうが、「過ぎたるは及ばざるしごと」だ。んっ?!
目を細め庭の山百合霞ませて山の山百合想う不自由さ
網戸越しオイランソウのアゲハ追うギプスの我は眺む去るまで
腹這いで窓より伸ばす指先にシシトウ触れず青い実熟れる
ハンガーを崩しギプスに差し込めば甘美法悦猛暑忘れて