ギンヤンマやオニヤンマなどの大型種は6月以降にならないと出現しないのだがクロスジギンヤンマだけは早い時期から出現して楽しませてくれる。ギンヤンマやオニヤンマなどはクロスジギンヤンマほどの適応性が無いのかどうか個体数も少ないから見れば魅せられる存在でもある。クロスジギンヤンマは今のところ普通に観察できる種になって目新しさは無いのだが飛翔はともかく産卵の現場はその習性から気付く人は少ない。今回の撮影は泥上げする近くで産卵していて、デジタルズーム部を使用したくないので泥に脚を捕られながら接近したのだがどういう訳か逃げなかった。しかしながら飛び立つのが恐ろしくて已む無くデジタルズーム域での撮影で、やはりシャープさに欠ける。
タフカメラを購入する時に「お勧めしません…」と言われた理由も理解していたが、何せ鏡胴式カメラの繰り出しが1台2台と故障し次機種のタフカメラのズーム性能が悪いのに寒中泥田にわが身もろとも沈したりしたあげくなので「沈怖い、鏡胴式壊れる…」でタフカメラでホントお粗末・・・。