トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**恒因矢の如し

2018-03-11 | 大震災
      津々浦にあまたある宅七回忌
                更地のままに人も戻らず

      あの日より限界集落なりわいは
                高齢の民か細き結よ

      戻り来ぬ日々を収めた胸の内
                津波と言えど呑むは叶わじ

      刀折れ矢は尽きるとも陸奥を
                拓いた祖霊の血潮脈々

      あの時は阿修羅と狂うこの海も
                素顔は豊穣無尽の宝庫

      明るい未来の原子力八百八町に八百万年
                安き事無き未来もたらし

      我が郷土帰還絶望区域でも
                いつの日子孫原野開拓
             


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