トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

やはり…脱線してしまった・・・

2019-01-14 | 感じるままの回り道
 「森の市」開催月になって完成を急がねばならない「動物積み木」なのだが、仕上げの面取りを残り三分の一程度の処で手が止まった。「ん!あばたの笑窪が無い…」そこで数多ある中からピンときたのはムーミンのキャラクター「ニョロニョロ」を加える事だった。
 我ながら良い着想である。この時点で「ニョロニョロは植物である」事は頭に無かった。播種して発生するキャラクターで、いわば菌類、それも粘菌に近いのだろう。

 それはともかく、強調と省略でデザインして切り抜いたのだが「まあまあの出来!」で、これが苦労の初めでしょうか…。ニョロニョロがあるなら主役のムーミンも、またまたパパもママも、お嬢さんも、と相成って、「動物積み木」の仕上げはそっちのけになって仕舞った。まだプルトイも未完成のままなのだ。これでは本当にブルートイになってしまう。

 小生の性癖に近い切羽詰まると脱線して目的がそれてしまう傾向顕著なのだ。残りの作業日数と工作のボリュームを勘案すれば余裕は無いはずなのに「止められない止まらない」。
 ここまで作って仕上げまでしてしまったら「ムーミンシリーズの積み木」も魅力たっぷりに目の前に滴ってきた。こういう状態を「身を引き割かれる思い」とでも言うのであろう。もうハムレットの心境に近い。
 孫悟空の様に体毛豊富なら分身も可能だけれど禿げ頭では毛が薄いどころでは無く「望みすら薄い」のだ。

 とにもかくにも明日からは心を入れ替えて「動物積み木」の完成と「猪のプルトイ」を完成させなくては…。でもなんだなあ、「ムーミンのキャラクター積み木」魅力十二分ではございませんでしょうか。あーあっ、ウズウズする、ムラムラする。

         ニョロニョロ、パパとママ、ムーミン、お嬢さん      とりあえずここまで

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