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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二点位置流昆虫すこいぜ!「ツマキチョウ、黒いアゲハ出た!」

2023-04-02 | 小父のお隣さん
 ツマキチョウは1日にSさんが視認している。小生もいたのだが見逃してしまった。けれどこの日2日に確認できた。S先生もいたから♂と♀の両方が出現していた事も確認。

 駐車場でNさんと立ち話中に黒い大型のアゲハが近くに飛んできたのだが種名の判別は小生には不可能だった。黒いアゲハの中で小生が判るのはモンキアゲハとジャコウアゲハくらいだ。S先生に飛翔を報告すると「恐らくカラスアゲハかクロアゲハではないだろうか」との回答。確認は出来なかったけれど両種とも飛翔時期になっていると言う事なのだろう。
 撮影は動いていては不可能だから写真は無しで記録だけである。翌日、同個体かどうか不明なのだがSさんの横にあったシャガの花に降りたアゲハはクロアゲハだった。恐らくクロアゲハの初見日で良いだろう。これに先立つ事一週間前、家の基礎で蛹化したジャコウアゲハの様子を確認したのだが既にもぬけの殻だった。庭のウマノスズクサは約50cmほどに伸びている。同期しているのはすごい。

シュレーゲルアオガエル産卵した

2023-04-02 | 小父のお隣さん
 昨秋に漏水に手を焼いて埋め立ててしまった二つ池の護岸部、埋め立て土が不足しているからオランダの干拓地風情で水面とドッコイドッコイなのだ。谷奥の崩壊部から土を運び畔を作りたくて丸太橋を手直しした。急斜面を下り直ぐに丸木橋手前で進路変更をするのは結構なストレスでもありリスクも高い。歩行には差し支えは無い設えだけれど重い一輪車を操作するには危険でもあるからストレートに下れるように角度を直したのだ。

 周囲はシュレーゲルアオガエルの鳴き声で喧噪の中、まあ、喧しいと表現したいところなれど「煩い!」と感じる要素も無い音ではあるものの木々の萌芽した風景のように音の背景つまりはBGMみたいなもんである。少し耳を澄ませばネバタゴガエルのくぐもった鳴き声が林内から届いてくるけれど、シュレーゲルアオガエルもネバタゴガエルも姿を見せない代表格である。

 この日、二つ池からの傾斜排水路で漏水部を捜しつつ半割丸太橋の位置を直していた時に卵塊を見つけた。ピンポン玉よりは大きいけれどテニスボール大には小さい真っ白な球体が半分埋もれて斜面にあった。他にもあるかと近くを歩いたけれど発見は無し。
 数多くのシュレーゲルアオガエルが鳴いては居ても卵塊を目に出来るのは親と同様に機会は少ないのであるが、そんな中、丸木橋の位置変更をしていたら成体が現われた。驚かすのも何だからとデジタルズーム領域で撮影したら案の定ボケている。まあ、倍率重視のカメラでも無いのだから無理というものである。