goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

機関車トーマス、気合の一台

2020-02-05 | 何よりの楽しみ
 気合の一台と言うよりも渾身の一台と言った方が相応しいだろう。「気合だ、気合だ、気合いだ!」と言っても闘魂注入したとしても、そんなことでは結果は出ない。「根気だ、根気だ、根気だ!」に尽きる。

 イベント終了して脱力感を感じる間もなく「一台だけの名品」を生みだすために傾注努力の甲斐あってようやく完成した。量産品より全長は10mm長くなったが、それはたまたまあった部材の長さで、切り詰める手間を惜しんだ結果である。「傾注努力の甲斐も無く、今日も涙の今日も涙の陽が落ちる」とならずに済んで恭悦至極ではあるが肩こりが酷くなった。理由は明確で左手でしっかり保持を続けて工作せねばならない結果なのだった。

 さて、それはともかく主な傾注点は煙突部と屋根に濃色材使って色分けしたことと、運転室に扉の切込みと窓を通した事、後部にも円形窓を備えた事、運転室の幅を台車の内側に来るよう幅をせばめたことなどであろう。これでモデルに一層近づいた感じになった。運転室の窓を切り抜いたけれど青色の下敷きで塞いである。これは指などを入れて倒れた時に危険なのが理由で、開ければそれらしくなるだろうと思いつつも出来ないのが小生である。

         前部        後部

 先日のイベントで機関車トーマス5台を展示していたのだが「顔が怖い」と言う感想が数人から聞こえた。おいらはプロでないし「自分で彫ってみろ!」とは言えなかった小生である。
 今回の作品とイベント出品作を並べたが、これも評価は様々あるだろう。根気強く手間暇・費えを惜しまなければ品質の向上は出来るだろうが、所詮はお爺の手慰みなのだし原価が満たされる事は現在過去未来無い!。

 お誕生祝の一品に作ったものの感想を聞ける関係でも無し、渡して渡してお仕舞の世界に1点の一品である。戯れにネット販売の価格を考えたのだけれど「現金3万円」が小生の希望小売価格、もちろん出すはずもないし売れるはずも無いだろう・・・。

                     側面の比較       前面の比較