
ジャコウアゲハの幼虫は既に拡散して玄関周りにくっついている。もう、これだけで訪問者に嫌われる。キアゲハの幼虫は切り戻しをしたフェンネルにびっしりと生息中で、夏の頃は寄り付かず「嫌っている」と感じていたのだが、いまは三つ葉には姿も無かった。個体差なのか切り戻しをして柔らかい葉があるからなのか、小生的には開花結実中の株より切り戻しした若葉の方が好きなのだろうと思っている。
ホトトギスにもルリタテハの幼虫がいた。幼虫御殿が好みな訳でもないけれど、野生種の草花を導入すると結果として芋虫御殿が完成した。まあ、ゴミ屋敷よりましだが、先日、二人連れのご婦人がピンポンする前に悲鳴を上げて踵を返していった。「押し売りセールスお断り」には役立っているみたいだが、小生、セクハラやパワハラ、嫌がらせはしていない無実なのである。お菊虫を見てみれば判る事だが、一見すれば骸骨風、あるいはエイリアン風で奇怪な蛹だ。
玄関に立って見渡せば、家の基礎から壁面、シャッターケースにお菊虫がいる。見慣れない怪しい姿だから悲鳴もしょうが無いか。家の中では食卓にヤモリが出るようになって、我ながらため息の日々なので、マインドフルネスを学んで強い私に育てなければと思うこの頃である。
誰か「負けないで」を私の背中で歌ってほしい…。


