林道に転がっていた小動物、ヒミズだった。尖った鼻先、ふさふさの毛がある短いしっぽ、数年に一度くらいはお目にかかる死体である。
どうして地上に出てくるのか知らないが、特に外傷も無い。素手で触るのもはばかれるので、そのままにしておいたが、翌日には消えていた。
誰か片づけたのか、それとも命の支えになったのか、どちらにしてもフイールドで獣や鳥の死体を見ることは稀な事なのだ。循環が機能しているのだろう。よく見るのは蝉くらいである。
予報は雨だったが、「降る前に…」と出かけた取水管の埋設中に降られてしまった。作業が終わる頃には止んだから、フイールドの駐車場近辺の坪刈りをしていたらおチビちゃん達がやってきた。
また降り出した雨の中で、雨合羽を着ての散策なのである。小生、雨具着用で作業の意思はないから、入れ違いに帰宅の途に就いたけれど、この児たちは午後の解散である。
いつもより人数は少ない母子7組だったが、子ども達は3歳未満児の群れで、いつもの様に元気である。連れ出す母親は希少種だ。幼児期の、このような体験は「思い出」として残らないが、自然に親しみを感じる感性は共に育つだろうから、希少種が普遍種になるのを期待する。