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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トビモンオオエダシャク

2011-05-29 | 小父のお隣さん

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 昼を食べていたら麦藁帽子に尺取り虫が動いた。見つめてみてビックリしたのは、Vサインの様な角を持っていたことだ。角を持つ幼虫は多々あるけど、ここまでそれらしいのは初めて見た。

 草の上にいた蜘蛛でハナグモと言うのが、前の左右の二本足を揃えて高く上げているのを見た時と同じような「ヒエーッ!」という感覚だった。Vサインと言うより、手で遊ぶ、影絵のキツネにイメージが重なる。

 まあ、それぞれに理由はあるのだろうけど、いつも思うのは「前衛的デザイン」に溢れていると言う事だ。進化の過程での必然性や必要性ばかりでなく「遊び心」もあるような…。決して偶然とは思えないのだけれど。


** 「大人災」

2011-05-29 | 大震災

 原子力十二単に札まとい小町の笑みで毒隠し今

 万円を積まれ孫子へ放射能送り続ける万年万年

 子々孫々被る魔の手は知らぬ振り亡者糊口で死々孫々

 共存と共栄なるは理と無頼の力溺れた末路


只今満開

2011-05-29 | 感じるままの回り道

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 藤や桐の紫の花が終わったと思ったら、今度は白い花の落下が盛んだ。別に落花狼藉している訳ではないが、花吹雪も津波の様に繰り返して来る。

 エゴノキ、イボタ、スイカズラ、ノイバラ、ガマズミなど、初夏の陽射しの下で涼やかな白を呈している。暑さに慣れない身体には、一服の清涼剤だ。スイカズラの蔓に、二色の花色があるから不思議だったのだが、物の本に寄れば「古い花は黄色くなる」のだそうだ。 

 花の量は、エゴノキ、イボタ、ガマズミなど樹を覆わんばかりに満艦飾になるから、昆虫の飛翔音で煩いほどになる。普段はなかなか目にすることが少ない、マルハナバチやクマバチなどの花粉を主食とするハチも多く飛来して楽しいのだが、時にはオオスズメバチに接近されて肝も冷やす。これは清涼剤とはならない。