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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*柴刈る

2010-10-27 | 感じるままの回り道

       暗き森樹冠一穴止まる足

       伐るたびに天広く見えこれも一灯

       この年の夏も汗もて終わりける

       快晴の朝暑くなるその予感


食樹の補植

2010-10-27 | 蝶の食草園

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 食草園の山椒が枯れてしまった。樹高は一番大きくて150cmほどあったのだが、移植するには太根ばかりで細根が少なかったから危惧していた樹だった。予想していた通り、夏を迎えて枯れ死してしまったのだ。

 山椒はやや小振りだけど、もう一本あるからクチナシを補植した。蝶の食樹ではなくオオスカシバのそれだけど、イモムシの観察には丁度いいだろう。オオスカシバはハチドリの様に空中停止をしながら吸蜜する飛行能力に長けた昆虫だが、時折はオオスズメバチと誤認してしまう大きさや飛び方のガだ。この幼虫の食欲もすさまじく、気がついた時は丸坊主になっているだろう。

 まだ一尺ほどだけど山椒の幼樹もあったから、これはウマノスズクサの中に植え込んだ。上手く活着してくれれば、ウマノスズクサの支柱代わりになるだろう。ウマノスズクサはジャコウアゲハの食草になるが、花がなんとも奇妙な形で渋い感じがする。ジャコウアゲハは麝香の香りがするのかどうか確かめたことはないけど「するんだろう」と勝手に思っているチョウだ。