オオスズメバチとの比較 頭部 針
オオスズメバチ捕獲用のトラップにコガタスズメバチも入ってくる。例年、個体数ではオオスズメバチの一割程度しか捕獲されない。市街地でなく山間部のせいなのだろうか。
昨年、自宅の生垣に巣を作り、養蜂協会の担当者が駆除に来たおりに「オオスズメバチの生息範囲には少ない」と言うようなことを言っていた。キイロスズメバチほど攻撃性は高くなく凶暴ではないので、巣の駆除は比較的楽とのことだった。
その言葉通り駆除は、蚊・蝿用の殺虫剤を巣穴に噴霧しておしまいだった。「駆除の実施研修」を試みようと、あえて呼んだのだがガッカリだった。
それはともかく、スズメバチの一種には違いなく、顔つきも針も立派なものだ。さすがに小型と言われるだけあって、体長はオオスズメバチの半分、27mm程度だ。