さんざ白切り セシウム雨が
音もせで来て 濡れかかる ショーガイナ(ハア テッタイ テッタイ) 宮城民謡
おはら庄助さん なんで身上つぶした
一、二、三、四の爆発で それで父祖の地 追い出され
はあ もっともだ もっともだ 福島民謡
ギャラもー パアパアパー
離れているが サーハーエー
南部の国はサー
西も東も サーハーエー
風評被害 コラナンギエー 岩手民謡
セシウム降る降る 国土は濡れる
言うに言われず たばかるぞ 鹿児島民謡
さんざ白切り セシウム雨が
音もせで来て 濡れかかる ショーガイナ(ハア テッタイ テッタイ) 宮城民謡
おはら庄助さん なんで身上つぶした
一、二、三、四の爆発で それで父祖の地 追い出され
はあ もっともだ もっともだ 福島民謡
ギャラもー パアパアパー
離れているが サーハーエー
南部の国はサー
西も東も サーハーエー
風評被害 コラナンギエー 岩手民謡
セシウム降る降る 国土は濡れる
言うに言われず たばかるぞ 鹿児島民謡
何万朶仏 何万朶仏
災いいつも 仏生む ハア コリャコリャ 信心婆
毎日積もる アラームピーピー
良い子は家で 歳積もる ハア コリャコリャ 苦悶児
炉溶融とうに議事堂石棺ね 折檻母
永田町流して欲しか穀潰し 永田蝶
汚染水水棺のさま両議院 酔漢父
嘘は無し隠蔽も無し真実は忘れた頃の七十五日 贔屓子守
報道は伝えるのみが使命なり右から左上から下へ 大家総一
原子力十二単に札まとい小町の笑みで毒隠し今
万円を積まれ孫子へ放射能送り続ける万年万年
子々孫々被る魔の手は知らぬ振り亡者糊口で死々孫々
共存と共栄なるは理と無頼の力溺れた末路
未曾有の大臣砕、でなくて大人災で気になっていた数値を出してみた。原発の設置数で「何番目」なんてのは関心がないが、報道のように日本は3番目の「原発大国」だ。
アメリカの104基からスペインの6基まで13カ国の国土面積と人口を原発数で割ってみた結果が知りたかったのだ。それがどういう意味や価値を持つかなんて関係は無く、ただ「知りたかった」それだけなのである。
A 原発一基当たりの国土面積の小さい順は
1位 韓国 0.5(万k㎡)
2位 日本 0.7(大体、岡山県、高知県の面積に匹敵)
3位 仏蘭西 0.93(Bでは12位で、数値は日本の半分以下)
B 原発一基当たりの人口(万人)…建設中・計画数の合計は、韓国8基で日本は15基だ。
9位 韓国 243.7
10位 日本 236.2(名古屋市、大阪市に相当。東京23区なら3.5基分相当)
11位 カナダ 187.4
「閑中閑あり」で、朝食前に電卓を使った。久しぶりだが脳の活性化にはならず、今になって眠い。
いまだ気休め 方便ばかり
情報公開 希望案 ハア コラコラ 駒子姐さん
下請け作業は 奴隷と同じ
万策無しの 精一杯 ハア コリャコリャ 作業員
炉はたぎり命焼く線地に撒いて血税ガブ呑み毒出し放題 頓電災社落
胸たぎり肝も焼きつく扱いも役割りなれば今日も建屋に 怒例
放射線ことが起きれば独り勝ち 断郷
原子力明るい未来影も視ぬ 無尽憎
そもそもが無頼なるのに鈴が付く? お伽花師
血税ジャブジャブ おこぼれウハウハ
水をガブガブ 毒をドクドク 連苦の会
てんでんこ風の吹きよう放射能追われるこの身なおてんでんこ
雨風に流れ増えゆく観測値戻るあてなし遠のく故郷
花咲かす灰かと思えば命取り里は花咲く沈黙の春
炒り鍋の胡麻のごとくに炙られて家へ戻るに自己責任や
浪が断ち重機が刻む家々の住人とうに散りてんでんこ
散りたくはなけれど居れば命散る心残れり夢無きうつつ
海山の狭間に生きし暮らしぶり海に拠りたし山に寄りたし
潮浪に洗われ咲いた桜花夏越しなるやまた花咲くや
畜生と言えど飢え死す口惜しさ国難なれば曝すこの身も
原爆に同じ彼の町更地みせ放射線のみあまた溢るる
あの日から廃墟となりし炉の町の主無くせし野良の数々
生きながら水に潰さる命あり飢えさせられて伏す命あり
風に散る花のごとくに我が友等あまた散りたる波の間に間に
浪背起き山圧すごとく寄せて来る波間に町は千切れ砕けて
ほととぎす鳴く声聞けばなお哀し忍苦するのみ東の人は
天頂の柄杓に真水汲み満たし潮呑み人に与えたき夜
遠つ海起きて波濤幾重にも寄せたる上にさらに押し来る
立ち別れかくと知らずも常なきも千尋の国に住む幸あらば
月還り雪降る日々は去りたれど失せて戻らぬ温きあの日々
暦見れば立夏となりし避難先戻るすべなし家族も立ちぬ
花の雪鐘は上野か浅草か 続虚集
葉菜の雪アラーム植え野か朝採りか
野ざらしを心に風のしむ身かな 芭蕉
野ざらしにセシウムの染む廃墟かな
永き日も囀りたりぬひばり哉 続虚集
永き日々囀り止まぬアラームぞ
あかあかと日は難面も秋の風 芭蕉
あかあかと炉はつれなくも飽かず熱
汚染物質垂れ流し中の「クリーンエネルギー」「明るい未来のエネルギー」を吹聴してきた責任はどの部署に相当するのか皆目わからんので、もつれている糸をたどると郷土の大物政治家までつながってしまった。少年時代の小生に責任は無いと言いたいが、蓋をしておきたい気分だ。
酒のめばいとど寝られぬ夜の雪 勧進帳
酒飲めどいとど眠れぬ板の床
春の夜や籠人ゆかし堂の隅 笈の小文
春の夜や籠もりこけゆく建屋かな
菊の香やならには古き仏達 芭蕉
聞くは害さよなら愛し先祖の地
大みそか定めなき世の定め哉 三カ津
大津波定め泣き世の定めかな
是がまあついの栖か雪五尺 一茶
これはもう賽の河原だ礫五尺
枯朶に烏のとまりけり秋の暮れ 真蹟短冊
萌えし枝に烏はとまる波の跡