今日もあるコメンテーターがネットで話をしていたのですが、自分のビジネスをエスカレーターに例えて、上っているのか下っているのかという話。
パソコン教室を例に挙げて、下りエスカレーターと言い、アプリやアジアへの事業進出を上りエスカレーターと言っていました。
これは今現在の話であって、今の世の中あっという間に上りきってしまうので、どの業種が上りかを見てから追って行ったら、その時は既に下りになっているということも十分ありえます。
だから、ちょっと先を読んで多少のリスクを背負って、「新しいことに果敢に挑戦し続ける体制」を作っておくことが、これからは重要なのだと僕は思います。
そういう意味で事業プロデューサーとしての活躍の場がこれまでよりも少し増えてくるのでは?と期待しています(笑)
最近は、巷で「事業プロデューサー」を名乗る方やヘッドハンティング会社の募集にも使われるようになった職種ですが、ピンと来ないですよね?!
コンサルタントの方と欲間違われるのですが、だいぶ違うんです。少しだけ説明しておきますと、コンサルタントの方の多くは、過去の成功事例や世の中で通説となっている戦略、ルール、セオリーなどと照らし合わせて、自分のクライアントがそれとズレている点を発見して、助言を与えながらブレを修正していかれますよね?
事業プロデューサーは、世の中の様々な戦略や現状のマーケットリサーチ結果も活用はしますが、それはあくまで過去から現状です。今後社会全体のマーケットがどのように変化して行くかを、これまでの体験や勘も使って深く考え想定し、そこで今取り組もうとしているクライアントがやるべき半歩先の時代のビジネスを構想し、それを具体的に自らもプロジェクトの中に入って実行していくことが本業なのです。
この記事の前段で、これからの企業は、果敢に挑戦し続ける体制(仕組み)が必要だと述べましたが、それには「社内事業プロデューサー」の育成を是非考えて欲しいと思います。これは商品開発部や事業開発部の延長線上で考えてもらってもいいですが、従来の常識や進め方ではなく、未来の常識を創造できるかどうかが大きなポイントになってくることをよくご理解いただきたいと思います。
この記事で、何か???!と来たら、是非お声下さい。あなたの社内にも育てましょう!
ちょっとお先の次世代ビジネス Topdas