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ネットを利用するシニア:マーケティング調査

2007-07-30 | アイデアブレスト視点

注目されている市場ではありますが。。。
貴重なマーケティングデータが公表されています。

 


株式会社シニアコミュニケーション
では、インターネットを利用している50歳以上の男女1066人に対して「インターネットの利用に関する調査」を実施し、その結果を発表した。

 まず「インターネットを利用して行っていること」について質問したところ、50代では男女ともに「ショッピング」との回答が最も多く、それぞれ59%、53%と半数を超える回答を得た。次いで「旅行・宿泊施設の予約」(男性52%、女性52%)、「地図の検索」、「乗換の検索」と続いている。

 また60代では男性は、1位が「旅行・宿泊施設の予約」で48%、次いで「ショッピング」(46%)、女性では1位が「ショッピング」、「乗換の検索」(各46%)、次いで「旅行・宿泊施設の予約」、「地図の検索」(各44%)という結果であった。

 また「インターネットがなくなったら困ること」については、利用頻度の高い「乗換え検索」や「地図の検索」、「旅行・宿泊施設の予約」などといった回答が多かった。

 こうしたことから、シニアの生活においてインターネットが必須になりつつあるが、「インターネットの普及により購入しなくなったもの」については、「交通機関の時刻表・路線図」が53%、次いで「地図」(41%)、「雑誌」(31%)、「辞書」(29%)とあり、またメールでのやりとりの増加が原因か「はがきや便箋」も21%が回答している。

http://www.senior-com.co.jp/press/news_number/070727_int.pdf

今回は、シニアマーケットに対して「インターネットを利用している」ことが前提にある調査でありますが、我々がこのマーケットに対してアクションを起こそうとする際に、ターゲットがネットを使うか使わないかが大きな分かれ道になることは言うまでもありません。

つまり、ネットビジネスを主体としている場合、この大きな市場の一部にしか届かない可能性が高いのです。
ただ、ネットを使う層からクチコミで広げて行く仕掛けがあれば、結構面白い展開が期待できます。