売上の創り方はココに聞け 事業プロデューサーTopdasの視点

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・新しい売上をひたすら創ること
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大企業の新規事業はなぜつまらないのか?

2007-07-05 | アイデアブレスト視点


新規事業を立ち上げる仕事の面白さ。

新規事業と言っても、他社が既に始めているもので後発ながら自社でも取り組もうとすることもあれば、全く誰もがやっていない事に取り組もうとする場合があります。

私の方は、主に後者の仕事がたくさんやってきます。
全く新しい新規事業で面白いのは、

・事業創造をする過程
・具体的にビジネスとして成立させる構想・構築過程
・企画プラン・テストマーケティングの過程
・実行過程
・拡張過程
これら過程の全てにクリエイティブな力が必須条件です。

前半は、夢を描く楽しさ。
中盤は予測されない失敗経験値の蓄積と壁を乗り越える問題解決の喜び。
後半は、マーケットから聞こえてくる驚きと生の声から次の展開が見える夢。

私も大企業からの受託をいくつか経験しておりますが、
大企業が新規事業に取り組む場合につまらない事業になる原因は、

・トップの意識が低い場合
・プロジェクトメンバーの意識が低い場合
・コストとリスクのバランス感覚がない場合
・過去の成功体験をベースに物事を考えてしまうこと。
・事業枠ではなく、自社枠(人モノ金)でやり遂げようとすること。
・決済スピードが遅いこと。


などが挙げられます。
全ての大企業ということではありません。前記のような障害があると、実際に立ち上げてもこじんまりとした事業に落ち着いてしまうか、すぐに撤退してしまうことが多いということです。

こんな本も出版されているようです。ご参考まで。
『大企業のウェブはなぜつまらないのか―顧客との対話に取り組む時機と戦略』

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