四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
指先に触れたもの

合わせた指の隙間から

時がこぼれ落ちていく

慌てて掴もうとする

かろうじて指の先に触れて残るもの

落ちたものはもう目で追うことはしない

指先に触れたものを離すまいとする

そんな一瞬を共にできた巡り合わせを心に収め

季節というもののありがたさを思う

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風に揺れて・・揺れて・・

揺れる想い・・

などという表現をしたくなるような桜

風に揺れて・・揺れて・・

お洒落に黄緑色のウコン桜

どこかに想いを秘めているようでもあり

想いに気づかずにいるようでも・・

ときおり強くなる春風に

どうぞ優しく通り過ぎて・・と呟きたくなったりもして
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生れたてのボクだよ

生れたっっ!

おかぁーさん・・
なぁーに・・

どこからか・・カカカカカッという鳴き声が

あっ・・おとうさんだっ!

おとーさん・・

さぁ・・ごはんだよ

わーい・・おいしそうだよ

もう少し食べるかなっ?

ほらほら・・いたよ・・えさ!

お腹いっぱいになったら・・またおか―さんの背中

お背中の羽を広げて・・さぁお入り

仲良し家族見ているとホカホカの気持ちに
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時の流れを・・

ほんの数年前まで我が家の庭にも

シャクナゲの花が咲いていた

いつの頃から咲かなくなったのだろう・・

抜くことのせずにいたので時々枝が邪魔をする

長年楽しませてくれたあの花を思い出すと

やはり抜けず・・もう一度との期待を

我がワンコと見た我が家のあの花

思い出せば・・時の流れを感じずにはいられない
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舞う花びらに

ふわふわのドレスのような・・

花びら一枚・・などと数えたりはしない

この花びらの重なりが美しいから

そんなことを思いながら・・

風に舞う花びらもまた美しいと

写真きれいに撮れますか?と後ろから声が

いいえ・・風が強くて・・

下で青大将が出ました・・写真を見せてくれる

似合う!こちらの方が私には似合う!!とまた思う
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しっかりと春が始まる

白鳥出動前にと早めに家を出れば

予感的中・・静かに池を囲む桜が

すでに見頃は超えてはいたけど

静かな花見は・・春

時折カイツブリの高い声が

負けじとウグイスも高らかにうたう

美しいサクラを撮りきれない不満は残るけど

そこは大甘に自分を許して久しぶりの池一周

ああ・・これでしっかり春が始まると

後はゆっくりと日常に戻って・・なにをする?

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本日は晴天なり

本日は晴天なり・・が嬉しく

朝食を終え家事そこそこに桜目指して

白鳥様が寝ている間にと

狙いは的中だったけど・・肝心の染井吉野が!

そろそろ終盤・・のがっかり

かといって桜吹雪まではいかず

後を追う桜は咲き始め・・がっかりを取り消す

まだまだ桜の季節は終わらない
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花より・・白鳥のお池

花見の季節になるとなぜか登場する白鳥

腕に自信のないカメラマン(?)
それでも桜を撮りたい

逆立ちしようが後ろを向こうが
写ってしまう白鳥に少々不満

なんとか映らないように・・
と思ったところで画像横切る白鳥

仕方ないよね・・
乗っている人は気持ちいいのでしょうから

・・と諦める・・

が・・せっかく来たのだからと突然・・
思考回路逆回転・・写そう白鳥!!

という訳で・・
白鳥の湖ならぬ白鳥のお池と相成りました
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やっぱり桜はヤマザクラ

一番心惹かれるヤマザクラ

雨の日だけでは満足いかず再び・・

お日さまご機嫌よろしくなれば

気持ちの中での足取り軽く

鼻歌まじりで花見に向かう

やっぱり桜はヤマザクラよと

私もご機嫌よろしくなれば

シャッター押す手が速くなる
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枝垂れ桜を見ると

あれから6年・・

枝垂れ桜が花を咲かせると思いだす

大揺れに揺れた3月11日

驚いて飛び出したドアの向こうに

花をつける前の枝垂れ桜の枝が飛び跳ねて

まるで歌舞伎・連獅子のように円を描くようにして

あれから何がどう変わったのか・・

自然ではなく・・人為的な恐怖が渦巻いて・・
これでいいのだろうか・・
花は美しい
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