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リンダーホーフ城へ



               ルートヴィヒが
               ワグナーの世界に
               浸っていたという
               リンダーホーフ城




               その心は・・と
               思いながら
               決められた時間まで
               庭園を歩く




               美しくおかれた彫刻も
               幾何学模様に配置された
               鮮やかな色の花も



               それほどの贅沢を
               感じさせることもなく




               ただ・・
               数え切れないほどの
               野に咲く花と
               その向こうの
               深い緑の森
               そして・・




               そのまた
               向こうにそびえる
               アルプスの山々




               現代の都会に生きる
               私には
               そのことのほうが
               手に入れることの出来ない
               贅沢に思えた


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