四季折々

~感じるままに~

ビオラ・パンジーの植え付け

2022-10-26 07:00:00 | 写真・花
昨日、ビオラ・パンジーの苗を鉢などに植えつけました。
今年は例年より10日余り早く(8月21日)タネまきし、失敗しました。
なので、例年どおりの9月1日に追加でタネまきし、育った苗を主に植え付けたものです。

1 用土の準備

古い土を無駄にすることなく利用します。
① 古い土はふるいにかけ、ゴロ土や古い根を取り除きます。
② 古い土3、新しい土7にマグァンプKを少量入れよく混ぜ合わせました。

(新しい土3分の1くらいでも大丈夫だそうです)
(マグァンプKは、植物の初期成育を促す成分と、長期にわたって少しずつ溶出する緩効性成分を
あわせ含んでおり、雨や潅水に肥料成分の流れが少なく、肥料焼けや根痛みの心配も少ないそうです。)

③ ジョロで水をかけ混ぜ合わせて適度に湿らせます。(鉢に入れたとき水をよく吸うようになります)


2 鉢、植え床の準備
① 網袋に入れたゴロ土を鉢の底に敷きます。こうしておくと古土を再生する際に便利です。


② 用土を8分目くらい入れて元肥(チッソ・リンサン・カリ各10、クド葉緑素1.5)を入れます。

肥料の量の基本は、1㎡20㌘で、コンテナの大きさにあうように換算します。

③ 元肥の上に用土を加えます。水をかけると沈むのですり切りいっぱい用土を入れておきます。


④ そして、水をたっぷりかけ湿らせておきます。

ここまでは昨日午前中に準備しました。

(苗の状況)
追加で種まき(9月1日)後、芽が出始めて、そしてセルトレイに移植してからも好天続きでした。
なので比較的良い苗となりました。左端の1ブロックが8月21に種まきして失敗しわずかに残ったものです。


9月1日に種まきしたものはいい苗に育ちました。(見出し画像と同じ写真です)


3 植えつけ(昨日夕方に実施)
① セルトレイの底の水抜き穴に下から割り箸で押し、苗の根土がついたまま取り出します。
② 植え床に割り箸で穴を開け、そっと根を入れ込みます。

そして、そっと土を寄せます。決して押さえ込まない。


③ 真っ直ぐに活着するように、竹串又はツマヨウジで苗に添え木をしておきます。


④最後に苗を倒さないよう鉢等の外側からジョロで水をたっぷりかけておきます。

昨日は鉢やコンテナに当面これだけ植えつけました。


残りの苗は親戚とご近所にお裾分けしました。
毎年、4軒にお裾分けしています。
楽しみに待っておられるので私の励みにもなり、やめることができないようになっています。
そして、毎年同じような内容ですが、記録として今年もここにアップしました。

この種まきをして植え付けまでの育て方は、9年前に専門家から教わったものです。
植え付けは、小さな鉢等に植え、大きく育てるのが花作りの基本だそうです。
種まき → 小さなセルトレイに移植 → 小さな根鉢のまま植え付ける
こうすることによりしっかり根を張り、長く咲き続けるそうです。

過去の状況から、来月末頃には花をつけ始めるものと思います。


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ものすごい生命力~ナンバンギセル

2022-10-25 07:56:25 | 写真・花
ナンバンギセル(南蛮煙管)の花に初めて出会いました。
古くは「万葉集」に登場する一年草の寄生植物だそうです。
名のごとく、キセルの形をした奇妙な花でした。

昨日09:40ころ写したものです。





以上は同じ場所に咲いていた3本を角度を変えるなどして写したものです。

すぐ近くに数本群生していました。

ススキなどがが生えていた斜面で、草刈りが行われた後しばらく経ったような場所でした。

ナンバンギセルは、ハマウツボ科ナンバンキセル属の寄生植物とか。
イネ科(主にススキ)に寄生し、花柄のみ地上に出して花をつけるそうです。
葉緑体をもっていないので自ら栄養を作ることができず、
ススキなどの根に根を張ってその植物から全面的に栄養をもらって生きているのだとか。
根を張られたススキなどは大迷惑ですね。何か利点はないのですかね。

ところで冒頭に書いた「万葉集」への登場ですが、万葉集に、
 「道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何か思はむ」
という和歌があるそうです。
尾花はススキのことで、その下の「思ひ草」はナンバンギセルと推察されているそうです。
ススキの下で頬染めながら頭を垂れるように咲いている様子を、恋に物思う人にたとえたものとか。
万葉人の観察力、想像力はすごいと感嘆される歌だそうです。ただ、よみ人しらずとか。
この「思ひ草」により、ナンバンギセルには、「オモヒグサ」の別名(古名)があるそうです。

それにしても、万葉の世から今の世まで、
他の植物から栄養をもらって一年毎に子孫を残し・・・ ものすごい生命力ですね。

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マユハケオモト

2022-10-24 07:53:23 | 写真・花
「マユハケオモト(眉刷毛万年青)」が咲いていました。
ブラシのようなふわふわとした、ユニークな姿の花です。
2軒の民家のブロック塀の上に置かれていました。

昨日10:30頃、最初に出会った花です。







約30分後、別のお宅で出会いました。ここでは3鉢並んでいました。


それぞれの鉢をズームアップして写してみました。左の花です。


真ん中の鉢です。




右の鉢です。


マユハケオモトは、南アフリカ地方原産のヒガンバナ科マユハケオモト(ハエマンサス)属とか。
花の姿が眉刷毛(マユハケ)に似て、

オモト(万年青)によく似た葉っぱをつけることが名の由来だそうです。
別名「ハエマンサス」ともいうそうです。

花言葉は「純真な心」「裕福」などがあるそうです。
この花を育てると裕福になりそうですね。
そういえば、最初に見たお宅では、この花の両側に「金のなる木」が置かれていました。
裕福になられること間違いないようですね。(既に裕福そうなお宅でした)
我が家でも育ててみたいものです。


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ジョウビタキがやって来た

2022-10-23 07:58:05 | 写真・花
2~3日前から、ジョウビタキの鳴き声を耳にするようになりました。
中国北部やバイカル湖などから、はるばる日本各地に越冬にやってくる小さな冬鳥です。
昨日、この冬初めて数か所で見かけ、オス、メスとも撮影することができました。

最初に見かけたメスです。




次の4枚の写真は、メスとは別の場所で見かけた2羽のオスです。
縄張り争いをしているようで、互いに追っかけまわっていました。








また別の場所で見かけた両方オスと思われる2羽です。ここでも互いに追い回していました。



一箇所にとどまっているのはわずかな時間で、中々写せませんでしたが・・・
この2羽の写真は別々の個体です。

ジョウビタキは、「カッ、カッ」のほか「ヒッ、ヒッ」と金属音のような甲高い声で鳴きます。
「ジョウ」は「尉」、銀髪のことで、
「ビタキ」は「火焚」、火打石をたたく音に似た声で鳴くこととか。
合わせて「ジョウビタキ」という名になったのだそうです。
翼にある白い斑点をキモノの紋に見たてて、モンツキドリと呼ぶ地方もあるそうです。
ときどきぴょこんとおじぎをして尾をふるわせる、かわいい小鳥です。

越冬中は、オスもメスも全て縄張りをつくって単独行動をするそうです。
たぶん今は到着して間もないときで、各地で縄張りを形成しているときだろうと思いました。
渡ってくるとき、帰るときはどうなんですかね。集団行動はとらないのですかね。

ともあれ、日本でのしばらくの間を幸せに過ごしてもらいものです。


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少し遅れて銀木犀が!

2022-10-22 07:56:16 | 写真・花
先日(10月16日)、キンモクセイ(金木犀)の開花をUPしましたが、
昨朝、少し遅れて咲き始めているギンモクセイ(銀木犀)に出会いました。

昨朝08:40頃写したものです。












この約10分後には他の場所でも出会いました。

ここでは満開の金木犀の隣で咲き始めていました。



銀木犀も金木犀も同じモクセイ科の植物だそうです。

どちらも、中国原産の常緑低木で、秋に小さな花を咲かせるという共通点があるとか。
更に、どちらも雌雄異株で、日本には雄株しかないので実はつかないそうです。
違いは字のとおりで、銀木犀は、白い花あるいは薄いアイボリーの花を咲かせ、
金木犀は、黄色あるいはオレンジ色で、銀木犀よりたくさんの花をつけ、強い香りを放つようです。
開花時期は金木犀の方が先で、金木犀が満開になった頃銀木犀が咲き始めるのだとか。

ところで、この2種は、同じ樹木から種類が分かれたのではなく、
銀木犀が先で、金木犀は銀木犀の変種と言われているようです。
そのため、モクセイ(木犀)と言えば、一般的には銀木犀を指すのだとか。
だそうですが・・・ 

共通点や違いからみると、金木犀の方が後から生まれたにもかかわらず、
「モクセイ(木犀)と言えば、自分だ」と主張しているようですね。


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