市内中心部へ出かける途中、不動院に寄ってみました。
ハクモクレン(白木蓮)もコブシ(辛夷)も咲き始めていました。
どちらも白い清楚な花です。青空に映えていました。
ハクモクレンは、金堂(国宝)の近くで咲いていました。
コブシは鐘楼(国の重文)の近くで咲いていました。
ハクモクレンとコブシはよく似ていますが、
ハクモクレンは中国が原産で、コブシは日本が原産地だそうです。
また、大きな違いは、次の3点だそうです。
①コブシの方が木も花も小ぶり(細い)。
②コブシは花びらが6枚で横向きに咲き、ハクモクレンは9枚で上向きに咲く。
③コブシは花が開くときに花の付け根に2枚の葉が同時に開くが、ハクモクレンの葉は花が散ったあと。
初めて同じ場所で同じ時期に咲いているのを見ましたが、まさしくこの通りでした。
このうち、③の葉の出方がおもしろいですね。
もう一種「タムシバ」というコブシにそっくりの花木があります。
しかし、タムシバの葉の出方はハクモクレンと同じで花が散った後だそうです。
不思議ですね。
ともあれ、今日は天気も良くて、春がどんどん進んでいることを実感しました。
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