四季折々

~感じるままに~

ブドウの花切り(花穂整形)

2022-05-15 07:55:10 | ぶどう・野菜
ブドウ(安芸クイーン)の花が咲き始めました。
なので昨日、花切り(花穂整形)を行いました。
これは、つきすぎている不要な副穂や支梗をカットする作業です。

こんな状態の花穂を


ハサミを使って上方の副穂や支梗を12~13段バッサリとカットしました。

下端から5センチメートルくらいを残しています。
上方に2個の支梗を残していますが、2回のジベレリン処理を行う際に目印に1個ずつ切り取ります。

この房だけでこんなに切り落としました。


花が咲き始めていた状態

上方の支梗で花が咲き始めていました。このような状態の時が花切りの最適期だそうです。

切り落としたものを集めてみました。

趣味で1本だけ育てているものですが、90~100房ついていました。

棚の状態

各新梢は1mくらいに伸び、ほぼ棚いっぱいに広がっているので、花切りに合わせ先端をカットしました。
何本かの新梢には1本に2個の花穂がついています。
開花結実後は果房になります。この果房の成長状態を見ながら2個のうち1個はカットします。
そして、そのほかの房も状況を見ながら生育の悪いものは果房ごとカットします。

また、あと4~5日でほとんどの花穂が満開になるものと思われます。
満開時には、種なしブドウにするためのジベレリン処理を行います。
その10~15日後には肥大化促進のため2回目のジベレリン処理を行います。
その後は粒がどんどん大きくなっていきますので、摘粒などの作業が必要です。
わずか1本でも忙しくなりますが、成長が早いので楽しみです。


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