血圧の上と下とはどういう意味があるの?
- 上の数値とは、
収縮期血圧といい、心臓が収縮すると血液が血管に送り出され血管に高い圧力がかかり、このときの血圧のことをいいます。 - 下の数値とは、
拡張期血圧といい、心臓が血液を送り出したあとに拡張し、肺などが血液を吸い込みんだときの最も低くなる血圧のことをいいます。
血圧とは、血液が血管の壁を押す力のことです。
心臓から送り出される量が多ければ血圧は上がり、血管が柔らかければ抵抗が少なくなるので血圧は下がります。
血圧の上下の差の適正値はいくつ?
血圧の上下の差のことを「脈圧」といい、もちろんこの差にも適正値があります。
血圧が高い人は1日に朝・晩の最低2回、血圧を測っていると思いますが、日々血圧の平均値を知ることも健康管理には重要な要素になります。
血圧の主な指標
- 脈圧とは心臓に近い太い動脈の動脈硬化をチェックする指標
脈圧=上の血圧-下の血圧
※60mmHg以上の方は、心臓に近い太い血管に動脈硬化の恐れがあります。 - 平均血圧とは細い血管の動脈硬化をチェックする指標
平均血圧=(上の血圧-下の血圧)÷3+下の血圧(正常90未満)
※90以上の方は、心臓から遠い細い血管に動脈硬化の恐れがあります。
この指標に、自分の血圧の数値を当てはめてみましょう。
脈圧=150-91=59
平均血圧=(150-91)÷3+91=110.6
脈圧は正常値だけど、平均血圧は危険値!放置しておくと動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高い
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