東海大学山形サッカー部 活動報告

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第88回 全国高校サッカー選手権 山形県予選 準々決勝 山形商業

2009-10-17 18:39:17 | 試合内容
本日、高校サッカー選手権山形県予選準々決勝4試合が行われました。どんな大会でもベスト8の激突、準々決勝が一番面白いといわれています。その通りで、どの試合も白熱した好ゲームとなったようです。

さっそく、山形商業-東海大山形の試合内容をお送りいたします。

ユニフォームチェックで、山商さんの赤×黒、東海の黄×黒の縦縞が紛らわしい。黒パンツが重なるという理由から、コイントスに。山商さんが勝ち、東海はアウェイの青白青のユニフォームに。着替えてアップしていると、ギャラリーから「東海の青は初めて見た。」普段は山商さんとの試合で着替えたことは無かったので驚きました。遠くから見たら、山商さんとどこが試合をするかわからなかったでしょう。

本当にハラハラドキドキの展開でした。緊張のせいか、動きが硬く、ボールが収まらない、慌てる、ミスが増える、奪われ方が悪くゴール前まで迫られる。悪魔のサイクルにはまったような前半。これは! という展開でチャンスを演出できたのは、開始早々の右サイドバックのオーバーから低くて速いクロス。FWにドンピシャ! 『決まった!』と思いベンチから飛び出すものの、ゴール左脇を外れる。最初のビッグチャンスを決めきるのと、きれないのではかなり違います。
その後は、山商さんの個人技の高さに慌てる場面が増え、中盤でのセカンドボールが拾えない状況が続きました。やはり、リーグ戦で戦った山商さんとは違い、一発勝負のトーナメントの戦い方に変貌していました。(…ように感じました。これは私見です) 苦しい時間帯が続いた前半終了間際に、リスタートから相手DFの前に飛び出して頑張って触っただけのボールがGKの手をかすめ先制! 良い時間帯の得点に沸きました。その後、追加点が奪える場面もありましたが、詰めきれずにハーフタイム。

得点しリードこそしたものの、苦しい前半をきちんと反省して話し合っていました。相手個人技の高さに怖がって、緩めてしまった中盤での守備を反省し厳しくアプローチすることを確認しました。

後半…
開始早々、相手DFラインからのロングフィードの処理を誤り、押し込まれ同点。あまりに早い失点に、東海は呆然。逆に山商さんは勢いに乗ったようでした。その後は相変わらず、ボールが収まらない東海に対して、山商さんは縦に速くし掛け東海DFラインにプレーシャーをかけてボールを支配する。厳しい時間帯でした。山商さんが良い時間帯に得点できなかったあたりから、東海も盛り返し、FWに当ててからサイド突破を図る攻撃を地道に続けました。どちらも、チャンスらしいチャンスもなくただ時間だけが過ぎていたのですが、ビッグチャンスが到来。東海右サイドからのリスタートから2FWが相手DFの前でつぶれて、PKスポットの辺りにボールこぼれたのを一瞬速く、東海の選手がジャストミート! 『決まった!』と思った瞬間ゴールバーを大きく越えていきました。

これはPK方式かと思われた後半38分、左サイド深いところで起点をつくり、左SB、左MF、FWでトライアングルを形成。粘った挙句に、高いボールのクロスをゴール前へ。待ち構える東海の選手は2人。一番大外の選手がダイレクトボレー。逆サイドのポストに跳ね返りゴールに吸い込まれゴール。待望の2点目! ベンチが沸きました。決して質の高いクロスではありませんでしたが。よく決めきりました。ビッグプレーです。

果たして、これが決勝点となり準決勝に駒を進めることができました。試合内容が良くありませんでしたが、なんとかしぶとく、粘り強く勝ちを引き込むことができました。今年の東海は、劣勢でも耐え切る「逞しさ」、悪くても勝ちに持ち込める「しぶとさ」があるようです。よく成長したなぁと感心しています。

明日も、その「しぶとさ」「粘り強さ」を発揮してほしいと思います。 
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