東海大学山形サッカー部 活動報告

大会報告 試合内容など 日々の活動をちょっとだけ詳しく報告します

第90回全国高校サッカー選手権山形県予選 決勝 羽黒高校

2011-10-31 16:07:32 | 試合内容
激闘から2日経ち、悔しさが何十倍にもなって押し寄せてきました。女々しい私は、あの時こうしておけばよかった、何で伝えられなかったのか、などなどビッグゲームに限らず、いつも考えてしまいます。選手には「あの時こうしていればよかった… ではなく、あの時こうしておいて良かった… という人生を歩みなさい」と言っているのに、なんとも情けない話です。

振り返ってみると、前半は「緊張ガチガチしまくり男」が11人そろって試合している感じ。ボールを奪っても蹴りすぎてしまいました。羽黒DFラインになかなか思うように限定をかけられず、動かされました。やはり、独特な雰囲気、環境に舞い上がってしまったのでしょう。それでも、半分過ぎからは囲んで奪ったボールや、CBのこぼれ球を拾った東海CMFが落ち着いて捌けるようになり少ないながらも2FWにいいボールを入れられるようになりました。リズムが出かけた30分くらいでロングフィードのフリックボールを合わされてしまい失点。この場面は、羽黒CBに対してチェックにいけず、運びもできる、足元へのパスもできる、裏へのロングフィードもできる状態にもかかわらず、不用意にラインを止めてしまった選手、足元に入ることを予測して前掛かりに重心をかけてしまった選手と、ほころびを自ら作ってしまいその隙を突かれた格好になりました。「んっ~、ちょっともったいない」率直な感想です。羽黒さんは追加点をとりに畳み掛けてきましたが、そこでバタつかずに連続失点をしなかったところが県リーグを通じて積み重ねてきた成長の証です。ここで粘ったことがあとあと東海にとっては吉と出ました。

 

ロッカールームでは、いつも通り選手達が話し合い守備はきちんとできている、ファーストボールを落ち着いてつなぎましょうと打ち合わせて後半を迎えました。

ようやく緊張という呪縛から解き放たれたのか、ファーストボールをきっちり入れたり、主に右サイドから左サイドに斜めにボールを運んでのカウンターがいい形を成してきました。その流れから同点ゴールが生まれました。中盤で厳しくいってCBがインターセプト、ダイレクトでファーストボールを入れそこから左サイドに展開し、これまたダイレクトで空間を使ったスルーパス。それをきっちり決めました。後半5分。



ここから東海の時間帯が続き逆転したかったのですが、ラストパスの精度を欠き得点できず。半分過ぎからは一進一退の攻防が続きました。羽黒さん特有の高いドリブル技術を活かした攻撃によるピンチも集中力の高い守備で防ぎきり1-1のまま延長戦も終わりPK方式へと勝負は委ねられました。



イケメンが揃っていると評判の東海ですが、今回は勝利の女神に振られてしまいました。

東海の選手権は幕を閉じました。PK方式は酷ですね。失敗した選手はずっと泣きながら謝っていました。「俺が蹴ります!」と力強く言っただけで、その勇気だけで十分なのに…

90年イタリア大会において私の一押しユーゴスラビアが終始圧倒していたアルゼンチン戦において、PK方式で敗れたときを思い出しました。ピクシーですら蹴るのを拒否した(結果外してしまう)わけですから。まぁこれは民族問題が主な理由でしょうけど…

悲願の初優勝を逃したのですが、戦いぶりは胸を張れる内容でした。誇り高く東海サッカーを披露してくれました。「決勝大丈夫なのか?」戦前の関係者の心配や不安を見事跳ね除けてくれました。


表彰式の後、改めて応援していただいた応援席の皆さんに挨拶。O原主将による、「保護者への感謝の言葉」に胸が詰まりました。

思い通りの結果にはなりませんでしたが、改めて東海サッカーファミリーて良かったと感じることができた一日となりました。

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第90回全国高校サッカー選手権山形県予選 準優勝で閉幕

2011-10-30 17:39:08 | 試合内容
10月29日(土)13:10キックオフで選手権山形県予選の決勝が行われました。厳しい組合せのなか粘り強い戦いぶりで勝ち進んだ我が東海は善戦虚しくPK方式により羽黒さんに敗れました。準優勝という結果で東海の選手権は幕を閉じました。応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました。

昨年度は10月31日に同じく羽黒さんに敗れているので、今年の三年生は自分達の代になってから1年満たない活動でした。キャプテン始め三年生は人数こそ少ないものの、学校生活における姿勢、練習中の意欲、態度で牽引し、本当によくチームをまとめてくれました。彼らが人目も憚らず涙しているのを見ると、私は毎年経験しているとはいえ、胸が締め付けられ、せめて10分でいいから時間を戻せる力があったのなら… とファンタジーを考えてしまいます。

三年生、お疲れ様でした。東海サッカー部で過ごした三年間は掛替えの無い宝物になるはずです。ここで学んだこと、仲間、情熱を胸にこれからの人生、前を向いて歩いていってほしいと思います。ありがとうございました。

早速、決勝の激闘の様子の写真をいただきましたのでダイジェストとしてお送りします。
 

 



 

 

 

 

 

試合内容の総括や、準決勝から決勝までの2週間の東海の様子などは、次回から詳しくまとめたいと思います。

11月3日から県新人大会が始まります。今日10月30日(日)から新チームの練習を開始しました。先輩達が果たせなかった目標を引継ぎ、一日一日大切に過ごしていきましょう。
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いよいよ 選手権決勝です

2011-10-29 10:08:34 | その他
いよいよ、選手権決勝の朝を迎えました。挑戦者である我々は、王者羽黒さんに挑戦できる権利を得たわけですから、東海らしいプレーを披露できるよう全力で頑張ります。OB始め、いろいろお世話になっている皆様から電話、メールを頂戴し、感謝しています。その、声援を力へと昇華させてチーム一丸全力でぶつかります!

PS 昨日のYBC県内ニュースにおいて両校の紹介がありましたが、O原主将のコメントする表情、姿勢と内容にスタッフながら  脱帽。取材当日は、多忙を極めていたために現場を見ていないのですが、天晴れでした。
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TOKAI SOCCER SCHOOL 2011 10月26日

2011-10-27 12:48:07 | 活動報告
「選手権決勝を目前にして緊迫ムードだと思うのですが、息子達のためにスクール練習をやっていただきありがとうございます」と、保護者の方からありがたい言葉をいただいのですが、逆に、スクール練習をやっている方が、東海の選手にも良い刺激となっているので、こちらが感謝です。昨日も、通常通り練習を行いました。新メンバーも5名増えまして、35名で練習を行いました。



1,2年生と3年生に分かれまして、ゲームのメニューを中心に練習しました。


また、日中は村山地区高体連のサッカー部顧問会議がありまして、選手決勝、県新人大会、村山地区1年生大会 の準備打ち合わせを行いました。1年生大会の組合せが決まりましたので、近々HPにアップしたいと思います。

保護者の方や、関係者の方からいろいろ質問がありましたので決勝戦の観戦について留意点をあげておきたいと思います。

※高校生以下は無料です。中学生、高校生は証明出来るもの(身分証や学生証)を持参していただくとスムーズに入場できると思います。高校生より上は、羽黒さん、東海の選手保護者だとしても入場料が1,000円になります。当日会場の入場券売り場にて購入できます。

※観戦される小、中、高校のサッカーチーム・団体を引率してきた方は、入場券売り場にて係りの者に申し出てください。入場料が無料になります。引率者の人数制限がかかるばあいもあります。

※羽黒さん、東海の選手保護者や、関係の応援される方は、メインスタンドの方から入場し、ぐるっと回ってバックスタンドに移動することができます(移動することになります)。ベンチは羽黒さん北側、東海は南側になります。

※大会プログラムは、メインスタンド、バックスタンドの二箇所で販売されます。1部1,000円になります。

※ゴミの持ち帰りの徹底をお願いします。

大体、こんな感じですが。まだまだ、不明な点があれば当ブログのコメントに記載していただければ返答いたします。


また、先週からYBCの方が取材に訪れているのですが、その模様のオンエアが10月28日(金)18:15からのYBC県内ニュースとなります。お知らせいたします。


先ほど、教具室にて授業の予習をしようと思って入ったら…


W先生が、お手製の応援フラッグ作成中でした。こういう、熱い思いを胸にチーム一丸頑張ります!!
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ギャラリー 準決勝 クラシコ

2011-10-19 13:57:25 | その他
前回の記事で更新ました激闘の模様を写真をいただきましたのでお送りします。

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか? 迫力ある写真ばかりで、下手な解説は全くいりませんね。写真を提供していただいたO野さん、K林さんありがとうございます。図々しいですが、またよろしくお願いします。


今日は水曜日。もちろん「TOKAI SOCCER SCHOOL 2011」の練習を行います!
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全国高校サッカー選手権山形県予選 準決勝 日大山形(クラシコ)

2011-10-18 19:59:39 | 試合内容
一昨日の10月16日(日)今シーズン最後のクラシコが、選手権予選 準決勝という大舞台で行われました。山形市陸上競技場にて

これまでも大会がある度に、スタッフ同士「決勝(準決勝)で会いましょう」と約束しているのですが、いつも東海がその前で負けてしまい、チャレンジが出来ないでいたのですが、今年はようやくチャレンジする権利を得ることができました。

準々決勝後、山東I監督から「日ごろからNDと練習試合を豊富にやっている成果が出ましたね。コンタクトの厳しさ、セカンドへの反応、どれをとっても逞しくて素晴らしかったです」とコメントをいただきました。もちろんNDとは日大さんのことです。全くその通りで、何度も練習試合でお世話になり、その厳しさに何もできずに課題を突き付けられ、その克服のために練習に励むことで逞しく成長できたと思っています。その恩返しができるよう全力でぶつかろうと試合前に話をして臨みました。

やることは準々決勝と同じで、前から1st、2ndとガンガンボール保持者に当たり、からめてボールを奪い速い攻撃をする。2FWにきっちりボールを入れること。前半風下で、ハーフラインよりも下にコンパクトゾーンが形成したような形になったので、リトリートして守備したと思われたようですが、実は…違うんです。本当は前からガンガン行きたかったのです。でも行けなかったのです。セカンドボールを拾っても日大さんの速い寄せに余裕が無く、五分五分のボールを東海2FWに入れるのがやっと。縦にフィードしてラインを上げても、その裏を狙う日大ロングボールとそれを狙う日大FWの動き出しの速さにラインを上げる距離が短くなっていったというのが真相です。それでも、局面局面で粘り続けてフリーでボールを受けても日大プレスの残像が脳裏に焼き付いているのかわかりませんがコントロールミスをしたり、ドリブルすればいいところボールを離してしまったりと終えることが出来ました。それでも前半を無失点で終了しました。

後半の入り日大さんは、前半の怒涛の攻撃で少し疲れたのか、それとも東海も少しずつ慣れてきたのか速い球離れから右サイド(東海から見て)を突破したり、相手陣内でプレーすることができてきました。その流れからCKを獲得し得点。先制しました。そこから、日大さんは長身ボランチを前線に上げ、左サイドには前へ推進力の高い選手を投入し東海DFラインにプレッシャーをかけてきました。怒涛の反撃が始まりました。それでも引かずに、東海はボール保持者に当たり続けます。撥ね返していたのですが、警戒していた日大7の深い位置を抉るドリブルを一旦はサンドしてボール奪取したのですが、ファーストボールをインターセプトされ、攻撃に入ろうとした東海DFラインは凸凹、ニアサイドにいた日大10へピンポイントクロス、ボレーシュート⇒失点。残り7分で同点にされました。ここからがこの試合の面白いところで、両チームベンチも、ピッチ内の選手もこの7分で勝負を決めるために前に出て行きました。その結果、ロスタイムに入るところで日大DFの隙をつき東海FWがGKと1対1になりましたが、決めきれずにタイムアップ。PK方式へと勝負は委ねられました。

東海は、山南戦で一度経験しています。その分だけ優位だったのでしょう。ベンチに戻ってくる選手の表情は柔らかく、それでいて引き締まっていました。勝利の女神は東海に微笑む結果になりました。

冒頭にも書いたとおり、日大さんに育ててもらった結果です。相手をしてもらい、私はメンバー表を見なくてもほとんどの選手の名前、プレーの特徴も分かりますし、マネージャーさんとも雑談するくらいチーム同士お付き合いさせてもらいました。本当にありがとうございました。感謝しきれません。

応援していただいた皆さんありがとうございました。29日(土)の決勝に向けてチーム一丸頑張ります。


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全国高校サッカー選手権 山形県予選 決勝に進出!

2011-10-17 19:16:04 | その他
今朝の山形新聞です。


10年連続の決勝進出の羽黒さんに対して、11年ぶりの東海。取って代わった立場がようやく10年の時を経て、同じ土俵に上がることが出来ました。

昨日の準決勝の模様は、今夜原稿を立ち上げたいと思います。明日の更新を楽しみにしてください。一昨日、昨日と両日応援していただいた皆さん、感謝です。ありがとうございます。決勝もしっかり戦いますのでよろしくお願いします。



準々決勝 山形商業戦の写真をいただきました。迫力満点の激闘の様子が手に取るように分かります。ではどうぞ…


セレモニー前の様子。スタートの11人が、試合開始は今か今かと待機しています。

 
個の能力の高い山商さんの選手に対して、プレスバック、パッケージと厳しくボール奪取にいきます。

 
最初のビッグチャンス。ドリブルでボックスに侵入してシュート。


どちらも、ボールを奪う、奪われない。ゴールを奪う、守るの執念が表れています。

 
この試合唯一の得点シーン。ヘディングも、シャッターチャンスもドンピシャ! 1-0のままタイムアップ。歓喜の瞬間です。

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高校サッカー選手権山形県予選  準々決勝  山形商業

2011-10-16 09:58:34 | 試合内容
10月15日(土)県総合運動公園サッカー場・ラグビー場において高校サッカー選手権山形県予選準々決勝4試合が行われました。どんな大会でもベスト8の激突が一番面白いと言われています。その通り、どの試合も白熱した展開になったようです。その中の一つ「山商-東海」も熱いビッグゲームとなりました。応援していただいた皆さん、ありがとうございました。



ご存知の方が多いと思いますが、山商さんは技術、戦術、身体能力、どれをとっても高いキラ星の如き個の集団です。今大会も3試合で12得点無失点と圧倒的な力を発揮して勝ち上がってきました。そのチーム相手に我が東海はどう戦うか?いや、戦えるか? がポイントになりました。動き出しの良い山商2FWに対して、その動きを封じるよりも、供給源を80分抑えることを選択して臨みました。2回戦で対戦した山形東さんの詳細なレポートにあるとおり、高いエリアから速く厳しい圧力をかけることで勝機を見出せると判断しました。

前半は一進一退で進み、どちらにも決定機が2回ずつあったように思います。どちらのGKも好判断と、落ち着いた処理で事無きを得ました。このビッグプレーもゲームを引き締める要因となったと思います。

後半は、東海の愚直なプレスの連続が徐々に効いてきたようで、何度となくショートカウンターを繰り出し両サイドからボックス内に侵入するのですが、シュートが枠を捉えられなかったり、ラストパスが浮いてしまいコントロールに時間が掛かり守備に入られたり、ポストに嫌われたりと先制点の薫りだけがする展開。攻め立てている時の方が「落とし穴に嵌る的カウンター」で失点もサッカーには良くあることなので、ベンチからも声をかけてリスク管理を怠りませんでした。なかなか集中力が研ぎ澄まされており、頼もしく感じました。そんな中、残り15分でCKから先制しました。少し変化をつけた甲斐がありました。ドンピシャヘッドで気分の良いかつ、勢いをつけてくれるゴールとなりました。その後も、守備に回らず前でボールを絡めてはショートカウンターを繰り出すの連続で追加点を狙いにいきました。ピッチ内も、ベンチも同じ意図で、同じベクトルで展開できたので安定していました。果たしてそのままタイムアップ。準決勝に駒を進めることができました。


ずっと選手には内緒でマネージャーが作成していた、黄×黒の東海カラーの千羽鶴です。この試合が初披露になりました。

撮影が私の小さな車に収納した後で、この良さが半分以下になっています。会場で是非ご覧ください。すいません…

今日の準決勝(山形市陸 11:00羽黒-山中央 13:00日大-東海)でも、この東海カラーの鶴に負けない、逞しくしなやかな東海サッカーを披露できるよう頑張ります。
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高校サッカー選手権山形県予選 薄氷を踏む思いから一転・・・

2011-10-14 10:16:00 | その他
前回の記事であったように、山南さんからの辛勝。肝を潰し、ヒヤヒヤした心を、癒すかのように大きな虹が出ていました。


櫛引総合運動公園駐車場にて。15:00頃。

そこからバスに揺られて2時間、無事に校舎に帰ってきました。一通りバスを掃除し解散。我々スタッフは、用具を返すことと、この試合の反省会をしに東海Gに行ってみると…

  

グラウンドでは、エントリーはされたものの出番の無かった選手、今大会は応援にまわった選手、1,2,3年生関係なく集まって自主練習をしていました。最後は、8対9くらいのゲームをやっていました。

なぜかしら、涙がでるくらい嬉しい出来事でした。


試合では、薄氷を踏む思いを経験しましたが、最後は「よしっ、大丈夫! こういう選手達がいる東海は大丈夫!」という明るく、強い前向きな気持ちになりました。

また一つ、選手から学ぶことができた一日となりました。

明日は、準々決勝4試合(県総合運動公園サッカー、ラグビー場)が行われます。どんな大会でもベスト8の試合が一番面白いといわれています。東海は、13:00キックオフで、強豪山形商業さんとの対戦になります。間違いなく県内トップの山商さんにどれだけ食いつけるか楽しみです。


ちなみに、他の3試合は以下の通りです。

11:00開始 羽黒-鶴東(サッカー場)  鶴工-山中央(ラグビー場)
13:00開始 酒南-日大(サッカー場)  山商-東海(ラグビー場)


チーム一丸、全力で東海サッカーを披露できるよう頑張ります!
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薄氷を踏む思いで準々決勝進出 その2

2011-10-12 16:26:55 | 試合内容
「薄氷を踏む思い」よく聞く言葉ですが、これを経験することは稀なのではないでしょうか?
選手権山形県予選 3回戦 山形南戦はまさに「薄氷を踏む思い」で勝利し、準々決勝に駒を進めることができました。心拍数が以上に上がり、寿命が縮んだように思います。

山南さんは伝統的に分業制をフル活用したサッカーをすることは、以前にも当ブログで紹介しており、その恐さもお伝えしている通りです。集中力を欠いたパス回しをしたり、やり切らずに攻撃が終わると一気に「攻守」、「数的優位・不利」とも入れ替わり、凄まじいカウンターを食らってしまいます。まずは、攻撃をやり切ること、平行パスは強くタイミング良く入れることを確認して臨みました。

前半から、攻勢をかけ何となくゴールに迫っているために、先制、得点できるような感じの雰囲気(あくまでも雰囲気でした…) ビッグチャンスも数回あったのも良くなかったのか、フワッとした感じのゲームになってしまいました。それでも、前半40分近くに先制し、優位な立場で後半を迎えることができました。

東海から見て右サイドからの攻撃、組み立てがうまく機能していたので後半もそこから抉っていこうということ。引き続き、カウンターを注意しながらプレーすることを確認しました。

思惑通り、右サイドから再三抉り、ビッグチャンスもありましたが、徐々にやりきれない攻撃、強引な中央突破が増えてしまい、それに比例して逆襲を食らうことが増えてしまいました。その負の連鎖が東海に襲い掛かります。とうとう残り3分で決壊してしまい失点。同点にされてしまいました。選手権予選は決勝以外は即PK方式です。ベンチではPK向けた準備を進めるとともに、残り時間で勝ち越すようリスクを冒して攻めることを要求するという矛盾な作業を冷静に続けました。

お互い得点の無いままタイムアップ。PK方式へと突入しました。同点にされてからの残り時間、勝利を手繰り寄せるために最後まで粘り強く丁寧に過ごしたこと、何も指示しなくてもアップ会場に走っていきGKにシュートを打ったサブメンバーの機転の甲斐あって、勝利することが出来ました。

  

  
これはボックス正面からドリブルで侵入し、4人抜いた後に真後ろからのスライディングタックル。確実にPKだと思うのですが… 決定的瞬間です。

  

  
 
  
ビッグセーブ! 勝利の糸を手繰り寄せました。


何とか、今週末の準々決勝に駒を進めることができました。1回死んだチームです。良い意味で開き直って思い切った東海サッカーを展開できると確信しています。

2日間、熱い応援、温かい声援をいただきありがとうございました。次戦も頑張ります!
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