東海大学山形サッカー部 活動報告

大会報告 試合内容など 日々の活動をちょっとだけ詳しく報告します

TrM 聖和学園

2012-03-19 14:57:50 | 活動報告
3月17日(土)久しぶりに一日県外遠征に行ってきました。今年度の高校サッカー選手権にてドリブル主体の独特なスタイルで旋風を巻き起こした「聖和学園」さんにお世話になりました。40分×2本と30分×8本の計10本お世話になりました。本当に1日中ありがとうございました。

 

仙台も雨や雪などでグラウンドが使用できず、聖和さんも3週間ぶりにグラウンドでのプレーとのことでした。懸命にグラウンド整備していただきありがとうございました。



やはり聖和さんは聖和さんのスタイルを貫き通していました。これがこだわりということなんですね。対する東海は、3ラインのブロックを形成して守備からキッチリ入りました。守備はある程度良かったし、ショートカウンターも決まることが多く良かった部分もあったのですが、自分達が保持して崩したときに点を取れなかったこと、積極的なプレッシングを持続させる時間を増やすこと。が課題として浮き彫りになりました。また、1対1の守備に関してはもう少し質を高めていかなくてはいけませんね。アプローチ、静止、対応の意識付けをもう一度見直しです。

何にせよ、この時期に強豪チームの胸を借りることができたことに感謝です。


最後にありがたいことに、お互いのトップチームがリーグ戦などでいないときに、その下のカテゴリーチームや、1年生なんかで練習試合しましょうと声をかけていただきました。図々しくもぜひお世話になりたいと思います。よろしくお願いします。

明日は、OB・現役交流戦です。東海サッカー場は雪もすっかり融けて絶好のコンディションです。楽しみですが、私は午前中東海大学進学講習です…
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2011年度山形県高校サッカー年鑑

2012-03-15 18:47:31 | その他
毎年恒例の山形県高校サッカー年鑑が送られてきました。卒業式に間に合ったので、無事に三年生に配布することができました。


山形県内で高校サッカーに青春を賭けた皆さんにはおなじみの表紙だと思います。もちろん私も、20年前現役だった頃の年鑑を持っています。

開いてみると「んっ!」 各チーム紹介のページの順番が、また変わっていました。これまでの通りに慣れ親しんできた者にとっては、奇異な感じがします。わざわざ変えるという事は、何か不都合があってのことだったのでしょう。


東海大学山形サッカー部のページです。全体の集合写真が凛々しいですね。自画自賛。申し訳ありません。


「今年度の反省と来年度の抱負」の欄には、東海では毎年部長が寄稿しています。この年鑑は一般販売しておりませんので、一般の方の目には触れません。そこで、その全文ここに載せたいと思います。


「夢の国立」を叶えるために東海大学山形に入学しましたが、実現できないまま三年目の高校サッカー生活が始まりました。
 先輩方が引退し新チームになった二年の秋、これまでの先輩方の歴史を塗り替え、そして学年を超えた絆の深いより良いチームを作り上げると決意し、最後の一年がスタートしました。最初はなかなか歯車が噛み合わず、練習試合でも勝つことができずチームの雰囲気がよくない時期もありました。しかし、冬場のトレーニングでの徹底した走りこみや、チーム皆で声を掛け合って練習の質を高め、個人のレベルアップと共にチームのレベルアップに繋げていきました。冬の遠征では千葉県などで格上のチームと試合を行い、チームの現状や課題を確認し、これからチームがどう進むべきか皆で真剣に話し合いました。徐々に試合でも意思の疎通が図れ、チームの形が出来上がっていきました。
春には震災の影響があり県外遠征ができませんでしたが、新入生を迎えて強化合宿を行い、より一層チームワークを強固なものにしました。日々の練習でも実際のゲームを想定しながら自分達で緊張感を高めあい、学年を超えて指摘し合える環境が自然と出来上がっていきました。
今年は3年生が少なく、1,2年生の力を借りながら全員で乗り越えていった年でした。リーグ戦では序盤から波に乗れず、結果・内容共に納得のいく試合が出来ずにいました。そんな中むかえた6月の県総体。2・3回戦と順調に勝ち進み準決勝の羽黒戦。1点を先制し畳みかけようとしたところを同点に追いつかれ、その後流れを引き戻せずに逆転を許し、1-3で敗れました。しかし、試合直後のみんなの顔つきは負けた悔しさよりも「戦える! 勝てない相手ではない。」という手ごたえを感じ取った表情でした。この試合から得たものはとても大きく、その後のチームつくりの大きな財産になりました。
この経験を活かし、さらなる高みへ目標を設定し、チームは再始動しました。練習の質を更に高め、苦しい夏合宿をみんなで乗り切りチーム力が向上していきました。
そしていよいよ10月。「夢の国立」に繋がる高校サッカー選手権大会を迎えました。2,3回戦を順調に勝ち進み、準々決勝。第一関門である山形商業を1-0でねじ伏せ、準決勝で日大山形と対戦。押されながらも耐えしのぎ、ワンチャンスをものにして先制。その後追いつかれるも、PK戦は全員が冷静に決め勝利をおさめました。リーグ戦でも勝ったことのない日大に勝ち、チームに自信と勢いがつきました。この大会を通じて勝ち進んでいくごとにチームが成長し、レベルアップしているのが実感としてありました。「この勢いなら、羽黒に勝てる!」
 決勝の相手はここ二年間選手権予選で負け続け、勝つことのできなかった羽黒高校でした。これまで先輩方が成し得なかった『優勝』を必ず勝ち取るという強い決意を持って決勝に臨みました。試合は前半に先行されるも東海らしい体を張った守りで対抗し追加点を許さず、後半開始早々にミドルシュートから同点に追いつき1-1の振り出しに。その後も死闘を繰り広げて延長戦まで戦いきりましたが、PK合戦の末に敗れ去りました。「夢の国立」が夢で終わった瞬間でした。しかし、東海らしい試合をすることができました。最高に楽しい試合でした。チーム全員を誇りに思います。
 ただ、しばらくして振り返ると悔しさがこみ上げてきました。東海大学山形サッカー部の歴史を塗り替えられなくて悔しいです。こまで先輩方が果たせなかった選手権出場がまた夢と終わってしまい、悔しいです。後輩のみんなには必ず新たな歴史を築き上げてもらいたいと思います。活躍を期待しています。
 五十嵐先生、皆川先生、先生方に出会えてとても良かったです。最高のサッカー部でした。そして保護者の方々、毎週応援に駆けつけてくださり、ありがとうございました。皆さんの支えがあったからこそ、好きなサッカーを思う存分できたのだと思います。これからも感謝の気持ちを忘れず、この東海大学山形でサッカーができたことに誇りを持って頑張っていきます。


この熱い思い。高校サッカーならではですね。先輩方の熱い思いを背負った1,2年生も今日久しぶりに練習試合を行うことができました。山形南さんと30分×5本。ありがとうございました。しかし、2年生のほとんどが東海大学付属推薦進学講習で練習試合に間に合いませんでした。「試合したかったのに…」とポツリ。そうとう悔しがっていました。土曜日の仙台遠征で頑張りましょう!


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フィジカルトレーニング

2012-03-12 13:16:58 | 活動報告
グラウンドの雪も融けて、いよいよ外サッカーの季節到来ですね。非常に楽しみです。

昨日は、東日本大震災から1年という日。みなさんはいかが過ごしたのでしょうか? 東海サッカー部は、午前中グラウンド整備。午後は体育館が割り当てられているため、先月からお世話になっている村岡誠フィジカルコーチのフィジカルトレーニングを行いました。



私は、教員研修会で「報道特集(TBS)」のメインキャスターである金平茂紀氏の講演『3・11から1年を経て』をお聞きしました。切断点という言葉、衝撃でした。後頭部から鈍器で殴られ、目から鱗が跳び出て行ったような感覚です。

話は変わりまして、上記にあるとおり先月から村岡さんにお願いしましてフィジカルの方を見てもらっています。前シーズンまでモンテディオ山形トップチームでフィジカルコーチをなさっていた村岡さんがフリーで活動するということで、すぐさま飛びつきました。昨日で3回目の練習になります。

今をトキメク「なでしこJPAN」のフィジカルコーチも歴任された氏の理路整然としたコーチングに選手も向上心をもって取り組んでいます。本当に高校生の成長は凄まじいもので、この4週間で目覚ましい成長が見られる選手がいて、本当にお世話になってよかったと思っています。



しかし不思議なもので、村岡さんから課される宿題をデイリーで行っている者と、そうでない者がハッキリ分かるんですね。

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春が来た

2012-03-06 17:56:12 | その他
昨晩から降り続いている雨が止まず、どんよりとした灰色の雲が頭上を覆い、アセトアルデヒドが体内を駆け巡っているかのような天候でしたが、我が東海サッカー部にも明るい春がやって来ました!!

今日は、国公立大学の前期日程の合格発表。やりました! 見事合格です!!

職員室に挨拶に来てくれました。その後、期末試験期間中のため学習会をやっている2年生の教室で祝福の嵐に… 



数年前に、特進コースに在籍しながら部活動(強化運動部)に所属することが許可されてから三年間継続させた最初の部員である彼。高校三年生の6月いっぱいまで県リーグにフル出場し、7月1日から受験勉強一本に。厳しい走りや、走り合宿、練習を乗り越えて来た根性を生かして勉強に勤しみ、見事に花を咲かせました。素晴らしい! おめでとう!


「先生のお陰です。」と謝辞を述べていましたが、全く見当違いですね。彼自身が、努力した結果であって、向上心を持って取り組んできたプロセスの結果です。我々スタッフの誇りではあっても、お陰ではありません。

今春から、次のピッチでの飛躍を祈っています。頑張れ!
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第34回 卒業証書授与式 

2012-03-01 13:09:16 | 活動報告
京は、本校の卒業証書授与式。

最後に、サッカー部のみんなが挨拶に来てくれました。これから祝賀会ですのでこれにて失礼します。



このメンバーは、人数こそ少なかったのですが、「勝利を目指して最後まで走り、気持ちを持って戦うことができたメンバー」でした。昨日の日本代表と全く真逆の誇り高い選手達でした。そのスタッフとして三年間関われたことは、私の誇りです。

卒業おめでとう!! 健闘を祈る!
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