先週末の3日間(11/21~23)は、今年度の山形県高校サッカーの全ての大会、試合の中で一番熱いものになったと言っても過言ではありません。
3年生は、後輩のために少しでもレベルの高い、有利になる環境を残したいという強い思いで、新人チームならば自分達が少しでも来年のために残留、昇格したいという強い気持ちで臨んだことでしょう。
1日目は、修学旅行から帰国した日のために観戦できませんでした。
2日目は、県リーグ3部から昇格するためのプレーオフ決勝2試合と1部7位対2部2位の入れ替え戦の3試合が行われました。
3日目は、プリンスと県リーグ1部との入れ替え戦。こちらは、山形東さんとの練習試合のために観戦できませんでした。
2日目の模様をお送りいたします。ちなみに私は3試合全て記録をし、I先生は第四審判を3試合全て担いました。サラッと書きましたが大変なことだと思います。どうでしょうか?
3部Dブロック2位 『蔵王』 対 3部Cブロック1位 『日大B』
蔵王さんは選手権が終了しても尚、3年生が残りこの入れ替え戦に向けて頑張ってきたチーム。開始から非常にいい動きでゴールに迫っていました。対する日大さんは、1対1の対応の厳しさを全面に出して勝ち上がってきたチーム。潰し合いを演じたら一日の長があります。しかし、動きがあまり良くなく全体的にゆるい感じ。東海Bは同じブロックで戦ったのですがなんとなく「?」というプレー振りでした。それでも前半は一進一退の攻防が繰り広げられました。
結果は、蔵王さんが勝利し来年度2部昇格を果たしました。先制点を挙げた時間帯と3年生の強い気持ちの差が出たのかなと思います。
3部Dブロック1位 『寒河江』 対 3部Aブロック1位 『羽黒B』
寒河江さんとは練習試合も何回か行いましたし、同地区ですからどんなプレーをするかは大体見当がついています。選手の癖やプレーはある程度分かっています。しかし、羽黒Bさんは全く分かりません。そのような楽しみもありました。どうやら羽黒さんは残った3年生が1人だけの影響から、Bチームの構成も若干変わっていたようでした。
試合は、流れからすれば寒河江さんの攻守の切り替えの速さとシンプルなボール回しが炸裂し前半のうちに先制。追加点を上げるチャンスが多くあったのですが無得点でした。後半、前半のツケが回ってきて寒河江さんにとっては苦しい展開に。リスタートから同点に追いつかれてしまいました。羽黒Bさんのキッカーも最初はひっかけたり、ポイントがずれたりとしていたのですが、だんだん精度が高まり得点時のキックはドンピシャ。素晴らしいプレーでした。
このまま、タイムアップし無情にもPK方式の決着となり羽黒Bさんが2部昇格を果たしました。この試合の寒河江さんのプレーには可能性を感じました。ナイスゲームでした。
1部7位 『山形城北』 対 2部2位 『酒田東』
この日最も入れ替え戦らしい(私見)試合になりました。「サッカーはモーションとエモーションのスポーツ」の言葉通りのゲームに、ずっと見ていたいという熱い気持ちになりました。一進一退の攻防が続きお互い得点できずに時間が過ぎていきました。いや、お互い点を与えないと言う方が正しいかもしれません。
こんな熱いゲームを神様はほったらかしにするはずありません。ドラマは後半40分過ぎに訪れました。
実は、私はナイター照明の手続きのためにその場を離れた時の出来事です。目撃したかったのですが…
このまま、スコアレスドローで延長に入りそうだということで照明の代金を支払いで中座している間に、後半40分リスタートから酒田東が先制ゴール! あと5分で酒田東は1部昇格。城北は2部降格。会場中がしびれる展開。
そうとは知らずに会場に戻ってくる私。会場脇を走って戻っているときに、何と城北が鮮やかなループで得点! 後半43分。
「あぁ、照明の手続きは無駄だったか…」
と思い本部に戻った瞬間、代わりに記録をしていただいていた日大Jコーチから「これで同点だから」の一言。状況を理解するのにちょっと間が必要でした。私が中座しているときにこんなドラマがあったとは…
そして、ラストワンプレーの酒田東のリスタート。酒田東GKが相手ゴール前に上がっていったのでした。「あれ? 延長があるのに何でこんなリスクを冒しているの?」本部+審判の全員の疑問。両ベンチは延長があることを知らずに臨んでいたようです。前後半終了後、両チームとも要綱を読み合わせてから延長に入りました。延長後半に城北さんが追加点を上げ、果たして1部残留を決めました。
こんなドラマが待っているとは… だからサッカーはやめられません。
3年生は、後輩のために少しでもレベルの高い、有利になる環境を残したいという強い思いで、新人チームならば自分達が少しでも来年のために残留、昇格したいという強い気持ちで臨んだことでしょう。
1日目は、修学旅行から帰国した日のために観戦できませんでした。
2日目は、県リーグ3部から昇格するためのプレーオフ決勝2試合と1部7位対2部2位の入れ替え戦の3試合が行われました。
3日目は、プリンスと県リーグ1部との入れ替え戦。こちらは、山形東さんとの練習試合のために観戦できませんでした。
2日目の模様をお送りいたします。ちなみに私は3試合全て記録をし、I先生は第四審判を3試合全て担いました。サラッと書きましたが大変なことだと思います。どうでしょうか?
3部Dブロック2位 『蔵王』 対 3部Cブロック1位 『日大B』
蔵王さんは選手権が終了しても尚、3年生が残りこの入れ替え戦に向けて頑張ってきたチーム。開始から非常にいい動きでゴールに迫っていました。対する日大さんは、1対1の対応の厳しさを全面に出して勝ち上がってきたチーム。潰し合いを演じたら一日の長があります。しかし、動きがあまり良くなく全体的にゆるい感じ。東海Bは同じブロックで戦ったのですがなんとなく「?」というプレー振りでした。それでも前半は一進一退の攻防が繰り広げられました。
結果は、蔵王さんが勝利し来年度2部昇格を果たしました。先制点を挙げた時間帯と3年生の強い気持ちの差が出たのかなと思います。
3部Dブロック1位 『寒河江』 対 3部Aブロック1位 『羽黒B』
寒河江さんとは練習試合も何回か行いましたし、同地区ですからどんなプレーをするかは大体見当がついています。選手の癖やプレーはある程度分かっています。しかし、羽黒Bさんは全く分かりません。そのような楽しみもありました。どうやら羽黒さんは残った3年生が1人だけの影響から、Bチームの構成も若干変わっていたようでした。
試合は、流れからすれば寒河江さんの攻守の切り替えの速さとシンプルなボール回しが炸裂し前半のうちに先制。追加点を上げるチャンスが多くあったのですが無得点でした。後半、前半のツケが回ってきて寒河江さんにとっては苦しい展開に。リスタートから同点に追いつかれてしまいました。羽黒Bさんのキッカーも最初はひっかけたり、ポイントがずれたりとしていたのですが、だんだん精度が高まり得点時のキックはドンピシャ。素晴らしいプレーでした。
このまま、タイムアップし無情にもPK方式の決着となり羽黒Bさんが2部昇格を果たしました。この試合の寒河江さんのプレーには可能性を感じました。ナイスゲームでした。
1部7位 『山形城北』 対 2部2位 『酒田東』
この日最も入れ替え戦らしい(私見)試合になりました。「サッカーはモーションとエモーションのスポーツ」の言葉通りのゲームに、ずっと見ていたいという熱い気持ちになりました。一進一退の攻防が続きお互い得点できずに時間が過ぎていきました。いや、お互い点を与えないと言う方が正しいかもしれません。
こんな熱いゲームを神様はほったらかしにするはずありません。ドラマは後半40分過ぎに訪れました。
実は、私はナイター照明の手続きのためにその場を離れた時の出来事です。目撃したかったのですが…
このまま、スコアレスドローで延長に入りそうだということで照明の代金を支払いで中座している間に、後半40分リスタートから酒田東が先制ゴール! あと5分で酒田東は1部昇格。城北は2部降格。会場中がしびれる展開。
そうとは知らずに会場に戻ってくる私。会場脇を走って戻っているときに、何と城北が鮮やかなループで得点! 後半43分。
「あぁ、照明の手続きは無駄だったか…」
と思い本部に戻った瞬間、代わりに記録をしていただいていた日大Jコーチから「これで同点だから」の一言。状況を理解するのにちょっと間が必要でした。私が中座しているときにこんなドラマがあったとは…
そして、ラストワンプレーの酒田東のリスタート。酒田東GKが相手ゴール前に上がっていったのでした。「あれ? 延長があるのに何でこんなリスクを冒しているの?」本部+審判の全員の疑問。両ベンチは延長があることを知らずに臨んでいたようです。前後半終了後、両チームとも要綱を読み合わせてから延長に入りました。延長後半に城北さんが追加点を上げ、果たして1部残留を決めました。
こんなドラマが待っているとは… だからサッカーはやめられません。