東海大学山形サッカー部 活動報告

大会報告 試合内容など 日々の活動をちょっとだけ詳しく報告します

県リーグ 1部 山形東  鶴岡工業

2009-07-27 08:44:37 | 試合内容
続きまして、県リーグ1部の報告です。

まず先週行われた山形東戦。結果は2-1で勝利いたしましたが、山東さんが非常に良く、思うようなサッカーを展開できずに苦しみました。その前の2試合(新庄東、鶴岡東戦)では、ことごとく決定機をはずしてしまい、そのチャンスの多さとは裏腹に敗れるということを経験したからか、若干迷い気味のプレーが随所に見られました。こういうときこそ、自分たちのプレーに自信をもって取り組んでほしいし、またスタッフとして勇気づける必要があったのかもしれません。

スピードのある左サイドの選手の裏への飛び出しを警戒するあまり、ポストプレーヤーが中盤近くまで下がるところにDF陣が積極的にチェックできず、ボールが入ったところに慌ててボランチがチェックしにいくために生じるマークのずれから三角形を簡単に作られてしまい、何度か中央突破されてしまいました。非常に危険な場面でした。

しかし、選手達は逞しく成長したなと感じました。先制して、追いつかれる展開で試合内容から考えると突き放される可能性もありましたが、よく耐えました。

2点目は非常に美しいゴールでした。ワンタッチパスの連続から、バイタルエリアへのくさびを1人目がスルー。そしてそのまま走りこみ、2人目のワンタッチの折り返しをこれまたワンタッチーシュート。なかなか見ることができないビューティフルゴールでした。先制点は少しいただけないようでした。私は両足痙攣した山東さんの選手の様子を見ていて、どういういきさつかははっきり分かりませんでしたが、ボールをプレゼントするほうがいい場面で続けてプレーしたとのこと。ずっと見ていなかったのでなんとも言えませんが、あとで山東のI監督に申し出たところ、意に介していない様子。またもI氏の思慮深い振る舞い、器の大きさに感銘を受けました。流石です。

この勝ち点で星を五分に戻すことができた今節、鶴岡工業戦に臨みました。

リーグ後半戦に向けて大事な一戦です。第1節に4-0で勝利しているものの、日大コーチのJ氏も、山東のI監督も口を揃えて絶賛する「身体能力の高さ」、「強烈な攻撃陣」を要する鶴工さんはとても怖い存在です。前半は評判どおり、ダイナミックなロングフィードに悩まされ、ずっと押し込まれたようです。連続5回コーナーキックもあったようです。よく耐えました。後半、鶴工さんは攻め疲れたせいか前半とは逆に東海の時間帯が続いたようで(相変わらず決定機を何度か逸したようですが…)、追加点をあげ勝ち点3をもぎ取ることができました。苦しみながら粘って戦うことを覚えつつあるようです。これもリーグ戦のおかげのように思います。

今週は、真夏の人工芝で2試合予定されています。「折れない気持ち」と、「走りきる覚悟」、「ベンチ全員で戦う」準備を進めていく必要があるでしょう。ぎりぎりの勝負になることは予想されます。しかし、楽しみです。
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県リーグ 3部 大一番!(東海にとって) 日大山形戦

2009-07-27 08:36:04 | 試合内容
久しぶりの更新になります。校務の忙しさに感けてしまいました。大変申し訳ありません。今回は、県リーグ3部第8節の模様をお伝えいたします。

第8節の4試合は、東海サッカー場で朝から晩までずっと行われました。県リーグ1部とも重なっていましたので、エントリーメンバー全員で朝早くから運営を行いました。昨晩から降り続いた雨は上がり、太陽の高度とともに気温も上昇し非常に暑い中での運営、試合となりました。

今回は、目下全勝中の日大山形Bさん(以下日大さん)との対戦。日大さんを止めるのは東海しかいない! 俺たちが止めるしかない! と強い気持ちを持って臨みました。

序盤は、日大さんの圧力を真っ向から受け止め、逆に圧力をかけ返すことを選択しました。、そして試合が進みお互いが落ち着いたところを見計らって、つないでいこうというプランを立てたのですが…
皆さんもプレミアリーグのビッグ4同士の対戦をご覧になったことはあると思います。あの試合序盤のすさまじい潰しあい。ともすれば、あの技術・戦術に長けた選手たちですら前半の半分はそのすさまじい潰しあいを続けることもあります。
今回の試合は、それを髣髴させるように、攻守がめまぐるしく変わり。ボール際の激しさ。連続したプレー。スペースを作り、使って、それをつぶす全力疾走。前半45分間ずっと続きました。とても短く感じられた前半でした。
そのなかでも、2FWがサイドで縦の関係を作ってできた真ん中のスペースに早めに侵入しようという狙い通りに得点がとれていい感じで折り返すことができました。

後半も受けずに、潰しあいを続けて良い時間帯がくるまで我慢しようと確認しました。しかし、後半早々コーナーキックで同点にされてしまいました。またしてもリスタート。日大さんのリスタートには毎回悩まされます。しかし、粘り続けてようやくワンタッチパスの連続でゴールに迫れる場面も出てきました。中盤で奪ったボールをサイドバックに逃がして、FWに当てたり、サイドを突破したりというプレーが出てきました。分析表をみると、右サイド4回、左は3回あり、決定機もありましたが得点できずに、最後は試合終了間際に日大さんの執念のランニングに失点し万事休す。敗れてしまいました。悔しい!!

結果はどうあれ、選手達はみんなよくやってくれました。こういう戦い方もできることを示してくれました。本当に幅がでてきたと思います。「勝たせてあげたかった」私の正直な気持ちです。たくましいサッカーを見せてくれました。「リーグ戦で毎回、このようなゲームが経験できるともっと向上していくのにね」と日大コーチのJ氏とも話し合いました。最終節にまた日大さんと対戦します。次は、また一味違った戦い方ができるよう精進したいと思います。練習あるのみです。
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練習試合  蔵王一中 山大医学部 M山形ユース

2009-07-05 15:25:51 | 試合内容
今週は、久しぶりに公式戦のない週末を送りました。そこで、来週末の天皇杯準決勝、県リーグ1部、3部に備えた練習試合を行なうことができました。

土曜日は、午前中に蔵王一中さん(30分×3本)。午後から山大医学部さん(35分×2、30分×2)と行ないました。

蔵王一中さんは、山形地区の中体連で3位で通過し、現在県大会にむけて邁進中のチームで、東海としてはそのお手伝いができるよう全力でゲームに臨むことを確認しました。スピードのある選手や、ハードワークする選手がいてがんばっていました。「寄せ」のスピードに慣れていないせいか、あわててミスをする回数が多く、地区大会で見せた迫力ある攻撃が出せなかったようでした。しかし、最後まであきらめない何人かの選手のがんばりによって、得点をあげて意地を見せていました。やはりあきらめないプレー、がんばる選手には必ず何かがあるようです。

医学部さんとは春先にもお世話になりました。迫力あるキック、大逆へのクロス、ゴール前への飛び込みなどは、仮想山大体育会として申し分のない相手です。気持ちのこもったゲームをすることができ、非常にしまった展開をすることができました。「ハイクロスからの失点をしないこと」「プレッシャーをかいくぐるためにワンタッチパスの比率を上げること」を課題として臨み、ある程度の成果を挙げることができたように思います。しかし、失点もありこの1週間で修正したいと思います。

そして、今日はM山形ユースさん(35分×3)とです。M山形さんがプリンスに昇格して以来あまり絡みがなく、お互い練習試合をしたいねと話していたところ(GKコーチの斎藤氏と…)早速実現にこぎつけました。M山形さんは昨日プリンスリーグを戦ったばかりで、そこに出場しなかった選手で、東海は県リーグ3部を戦っている選手で構成して試合をしました。お互いトップチームを狙っている選手ばかりで、非常にしまった展開で良い経験になりました。今現在取り組んでいる「逆サイドMFの守備時のポジショニング」の練習ができ、有意義でした。しかし、ビッグチャンスをはずす、決めきれない、ワンタッチパスの精度などまだまだ修正箇所が多く、次節に向けて何に取り組めばいいか考えて、その克服を図りたいと思います。

私個人の意見ですが、チームとして来週末に向けて良い準備や、シュミレーションができたのではないかと思います。
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