どうも、青年団の森永卓郎です。
最近、また「大塚家具」の話題が浮上してきました。
大塚家具と言えば、父子のプロキシーファイトで娘が勝ち、親子が袂を別ったわけですが、
その当時、娘社長さんに対して私はこう思いました。
「超優秀で能力もあり、経歴も申し分ない。資産もある。2代目の鑑だし、こうありたいものだ」と。
茶業界を見渡してみると、上は伊藤園から下は組合の場末・私のところまで、ほぼほぼファミリー企業と言っても過言でありません。
つまり、家業としての茶業であるわけです。ですから大なり小なり、大塚家具的な問題はあるだろうと思います。
3年経った今、<Yahoo!コメント、通称ヤフコメ>では、
などなどの、意見が多く見受けられました。
確かに、経営権を得て3年。3期連続でこの結果なら無理もありませんが、私自身、これらの意見には少し違和感をおぼえます。
歴史に「もしも・・・」「if」はないですが、
①もしも、父親が経営権を維持していたら?
②もしも、娘社長が父のやり方を踏襲していたら?
ここ数年の業績からみても、やはり同じような結果をたどったのではないかと思います。
それだけ、大塚家具の「業績不振」つまり『売れない、売れてない』は深刻だったようです。
逆に③娘社長の改革が成功したら?
カンブリア宮殿か何かに出演して、時代の寵児のごとく、持ち上げられたでしょう。
翻って、茶業界。
やはり、日本茶の「業績不振」が言われています。日本茶の注目度は非常に高いです。が、こと茶業「急須に入れるお茶の葉を販売する」
従来の「お茶屋さん」は、大塚家具同様、厳しい状態、過渡期に差し掛かっております。
昔は、「代を継いだら3年は先代の踏襲してから」という格言じみた話を聞いたことがありますが、今はスピードの時代。
3年経ったら、世の中が変わっています。だからと言って、娘社長のような方でも積極的に改革してもこの結果。(現状は。どうなるかはわかりません。この後、急にV字回復するかもしれませんし)
「座して待つか、積極的に打って出るか、改革するか?」時期とタイミングを観る目、智慧を試されるそんな気がします。
最後に、まとめとして、要は僕も茶業でがんばり、プライベートジェットで、剛力彩芽とデートがしたいということです。【了】