もう間もなくすると、南から新茶の便りが届く季節になりました。
新茶の爽やかな旬の香り、味は、この時期だけの特別な贅沢です。
しかし、お客様の中には「新茶でないもの」をご所望される方もいらっしゃます。
昨年の新茶は今の時期どのようになるのでしょうか?
昔からお茶には「蔵出し」や「熟成
」という言葉があります。
適切に管理された新茶は、時が経つと、新茶の時期の尖がった味が丸くなり、
コクが増します。すべてがそうなるのではなく、やはり夏を越えてコクや味の奥行の増すお茶と
そうでないお茶があり、それを見分けるのも我々組合加盟店茶師が有する技術です
そうです。我々、茶業青年団もただただ新しいものが<優>というわけではありません。
一介の茶を扱う茶人として、やはり茶室の【床柱】のようなものにとても惹かれてやまないのです。
よくよく磨かれて手入れされた床柱は、謙虚に美しく内面からの輝きがあり、見れば見るほど味わい深い。
やはり、女性も年上に限ります・・・