tonto's blog

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家族がひとり帰ってくるような気持ちです

2016-12-28 | weblog

 今日が発売日だと知り、お昼休みに買いに行っちゃいました、これ。

 年末年始はこれを眺めているだけで、何日かは消費できそうです。1909年から2017年モデルまで、ものすごくたくさん(全部を網羅じゃないと思うけど)のモデルが掲載されています。私は1970年ごろから1985年ごろの限られた期間のものはすべてわかりましたけど、それ以後はほとんど知りませんし、どの、たとえばロードバイクでも名称はおろかメーカーさえわかりません。

 これを買って帰り、パラパラめくめくっていたら急に近所の修理工場に預けたままになっているドカの事を思いました。「(がまんは)もういいんじゃないか」と。

 昨年5月に急にエンジンストップ。もちろんメカオンチですから、おそらく燃料系の異常だなとしかわかりません。それも不確か。その修理工場でみてもらうことに。二輪に乗られているのは趣味で、本業の四輪の修理・販売に忙しくしていているのはわかっていたので催促は一度もしませんでした。夏頃に車の車検のことで話した時に「ドカのキャブレターのフロートが浮いてません、部品の調達に時間がかかります」とのこと。それから日が過ぎ、寒くなった冬場だしバイクのことはしばらくいいなって気持ちもありそのままに。ちょうど預けて一年がたった今年5月に、そろそろ声をかけてみようと工場へ行ってみます。

「1年経ったけどそろそろどう?」

「すみません、部品は12月に入ってるんですが、まだ手つかず」

「じゃあ、よろしくね」

ということで、自分の気の長さにもあきれるほど。

 

 このあと工場内で手を入れている様子がみられ、「来週ぐらいかな?いや月が変われば」「お盆には間に合わせてくれるかな」その後、ドカの姿は工場内から見えなくなってしまっていました。

 私は催促されるのが「イヤ」だから、ヒトに催促する事は極力ひかえるようにしています。でも今日はこの雑誌を買って、なぜか急に「もう引き取りに行こう」と思い立ち、そのまま修理工場へ歩いて行きました。一部バラしている部分があるそうで、それを元に戻しておくとのことでした。

1年と7ヶ月がたって

 明日、ドカが帰ってきます。

写真は伊東君がドカを復活させてくれた2006年5月の写真 あれからもう10年になります

 

 私も相手のある職業に就いています。その相手をお待たせする事にはとても気をつけています。誰でも「待つ」ということは苦痛です。でもその理由がわかれば納得し、もう少しだという気持ちに切り替えられます。今日だって他院への紹介の手続きに少々待っていただいた方には、「年末でちょっと時間がかかってるようです」とのひと言を。そうすれば相手は「そうだな」って思ってもらえるのです。

 だから彼には、できない(時間的に、技術的に)のなら、「自分には無理です」って、早い時期にいって欲しかった。何の説明なく、相手を待たせてしまうのはサービス業者(私もそのひとりです)としてはどうでしょか。