tonto's blog

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家系図

2009-03-31 | 旧ブログ


 ある出来事がきっかけで、自分の祖先のことを調べなくてはならなくなりました。皆さんはどのようにされているのかは知りませんが、私の家の場合はしっかりとした記録がなくて年寄りの記憶頼り、これではと思いながらも今になってしまいました。お寺で「過去帳」というのを見せてもらったり、市役所に行き昔の戸籍をコピーしたり、近所の人たちに聞いてみたりで、少しずつ登場人物がつながってきたりで、まだ完成していませんが結構楽しく空白を埋めていっています。

 ある出来事とは、先週末に全く面識のない女性3人が来られて、その内のひとりのおばあさんが「私のおばあちゃんの“ひさ”さんの五十周忌の法要を4月末に行いますので、“ひさ”おばあさんの実家の方にも来てもらいたいのでご挨拶に来ました」と戸籍抄本と菓子折りを持たれて来られました。

 私には“ひさ”さんという方のお名前に全く記憶なく、母や近くの親戚にも聞いてみましたが、わからない。面喰ってしまいました。

 結局はこのように自分の祖先と、その“ひさ”さんの家系を調べることで“ひさ”さんは近所の苗字が同じ所から嫁がれたとの結論になりました。でも調べることによって現在は神戸にお住みになっている直系の方を見つけだすことができ、連絡もついてよかったと思います。

 しかし、五十回忌というのはその方に対する最後のイベント。このように今まで交流のなかった私にまでお声をかけ、祖先を敬うことに感心しました。このように一般的以上に丁寧に物事を行うことを私たちは「ねんごろ」だねぇと表現します。これは淡路の方言かな?

 約130年前に生まれた“ひさ”さん。大昔のことを想像し「おおロマンだ」と感じた週末でした。家系図を作るという楽しみもできましたからね。