『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【2260】「自我」とは何か? 「想像された自己」である!

2009-10-19 03:35:53 | 思索
昨日は、大阪支部で砂子岳彦さん(浜松大学教授)の講話会がありました。
『人間と真実の生き方』についてのお話でした。

「哲学的な考え方」を基づいて「白光の教え」にアプローチする内容だったので、
私にはとても興味深かったです。

★「宇宙」は、自分の外側にあるのではなくて、自分の中にある。

自分がリアルに感じている、そのことが『宇宙』のすべてである。

「自分が五感で感じているそのもの」が、『宇宙』である。

「外界の物」とは、自分のリアルな感覚なのですから、

「外界」は、自分のなかにあるのです。


★その中で、「自我とは何か?」という問いがなされたのですが、
『自我とは、想像された自己』のことなのです。(^^;ゞ

もう一段階進むと、そういう思い(解釈)もまた、自分の描いている宇宙観に過ぎないのでしょうけれども、
いずれにしろ、「自我」とは、自分の想像物であることに間違いはないのです。

つまり、私たちは、自分勝手に「自我」を立てて、一人相撲をしながら生きている存在なのです。(^^;ゞ

「人間と真実の生き方」