『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【2247】『極悪人』と称される人々の天命とは?(『人間因縁起因論』)

2009-10-09 04:38:09 | 思索
【2246】は、以下のように続きます。

『では、なぜ彼らは、なんの罪もない人類に対して、死や大犠牲を強いるような、
過酷な阿鼻叫喚を引き起こす状況を選択しなければならなかったのか。

それは、彼らがあくまでも真理を知らず、いや、知ろうともぜず、
何千年もの輪廻を繰り返してきた結果なのである。

その悪行の結果を、何千回の輪廻を経て消すよりは、
二、三回の転生で自らの魂をとことん浄めきり、
罪や汚れを消すために、自らが決断したことなのである。

貪欲、傲慢、権力欲、敵対心、憤怒、憎悪、嫉妬等々、真理を知ろうともしない怠慢な生き方を貫き、
少しの善行、徳行を積むことも怠った結果なのである。

しかも、それらは誰の強制でもなく、あくまでも本人の自由意志で行なったことである。
すべては他のせいではなく、自己責任である。』(p10)
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★簡単にいいますと、「社会的な極悪人(戦争犯罪人など?)」と称される人たちは、
『自分の過去の因縁』と、『人類の因縁』を浄めるために、自らが選んで、
『他人の犠牲を強いる行為(殺戮・テロ・虐殺など)』をするのです。

★個人的な「憎しみによる殺人」と、「他民族(概念)に対する憎しみに起因する殺戮(戦争・テロ)」とを、
『人間因縁起因論』(仮称)では、同列に論じることができるのです。

★『人間因縁起因論』とは、カルマ論のことだと思うのです。

人間は、自分のカルマ(業)を果たすために「行動」をするのです。「経験」をするのです。
その「経験」のなかに、「自分の死に方」も含まれているのです。

その「経験」のことを、白光では「消えてゆく姿」といいます。

人間は「消えてゆく姿」という経験をするために、「生きている」のです。「死ぬ」のです。

「米同時多発テロ 写真特集」